後悔 ページ32
___威尊side.
こんなはずじゃなかった、
Aを責めたいわけじゃなかった
ただ、ただ、本当のことが知りたかっただけ
ここで蟠りをといて、
また前みたいに、INIとAが元の関係性に戻って
笑い合えればいいなと思っていただけなのに、
『…威尊、話は後で。とにかく今は楽屋戻って、』
…キム、怒ってるんやろな、
『はあ…やってもうたなあ、』
「なーにをそんなに落ち込んどるん！！」
『、人が落ち込んどる時くらい静かにできへん？
雄大』
雄「ん〜難しいお願いやなあ、無理！」
こいつといると、悔しいが笑顔になってしまう
まあそこが雄大のいい所なんだけど、
『雄大、俺さ、良かれと思ってAの所に話に行ったんよ。なんで急にいなくなったかって、ここが解決すれば元の関係性に戻れるんじゃないかって思って、でもそれが間違いだったんよ、最終的にAも泣かせてもうて、キムも怒らせてしもうた。最悪やんな、俺、笑』
雄「俺、威尊のそういうところ、好きやけどな」
思わぬ答えについ、動揺してしまう
雄「威尊ほど、まっすぐ思い伝えられる人ってなかなかおらんやろ？少なからず、Aにはその想いが伝わったと思うで。その後ちゃんと柾哉がフォローしてくれてるだろうし大丈夫やって！落ち込みすぎると老けるで〜〜」
雄大は、人を幸せにするパワーを持っている
そんな雄大と話していたら、後悔と罪悪感でいっぱいだった気持ちが、少し軽くなったような気がする、
雄「とにかく、時間が解決してくれるはず。いつかきっと、Aと笑って過ごせる日がやってくるはずやで、」
『、雄大、ありがとう』
A、キム、ごめん。
俺も思ってた以上に、Aのことが大切だったみたい、
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作者名：towa | 作成日時：2024年1月28日 21時
