想い2 ページ12
___大夢side.
Aが韓国のグループでデビューすることを知ってから
なんだかINIはソワソワした雰囲気
その中でもぼーっとしてるのが、
大「京介」
京「…ああ、大夢か、どした？」
大「ここのハモリなんだけどさ…」
さり気ない会話で2人の時間を作ってみる
大「京介、A、韓国でデビューするってね」
Aの名前を出すと、あからさまに動揺した様子の京介
プデュの頃からなんにも変わってない
京「…見たよ」
大「俺、めっちゃびっくりした。まさか韓国に行ってるなんて思ってなかったし、またこの世界に戻るなんて想像もつかなかった、でもs
京「変わってなかった」
俺の言葉を遮って話す京介
京「前よりずっとずっと綺麗になってた、でも、俺らに向けてくれてた笑顔とあの歌声は、何も変わってなかった」
大「きょうす…」
京「だから、苦しかった」
二人しかいないスタジオで淡々と、話し始める京介
京「なんで、俺らから離れたんだろって、せめて一言くらいあっても良かったじゃんって、俺らとじゃ叶えられない夢だったのかなって、いろいろ考えれば考えるほど苦しい」
京「…って、急にごめんな笑」
プデュの時から、俺と京介とAはいつも一緒だった
BクラスからAクラスも同じ、99年生まれも同じ、そしてボーカル志望も同じ…
だからこそ、1番近くで見てきたはず
京介のAへの想いも
大「あ、いや、うん、あのさ京介。京介はさ、Aに会いたい？」
京「会いたいよもちろん、今すぐに。会えるもんならね」
今すぐに会えないこと分かってるからね、
こんなに想ってる人がいるんだよ、A
京介や柾哉くんだけじゃなくて、俺らも全員
Aが大切だったんだよ、
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作者名：towa | 作成日時：2024年1月28日 21時
