9 ページ10
「いや浮気じゃないです。話しただけじゃないですか！」
「ホント〜？世界で一番好きなのは？」
「まふくんに決まってます。」
言い切った俺の目の前を通り過ぎたのはまふくん。
身体が固まって視線ががっちり合う。
気まずい俺と、顔が赤いまふくん。
「俺うらたさん嫌いです。」
「え、えっと、ろ、ろじっくくん……？」
爆笑のそらるさんとうらたん。
「ぶはっ、ぎゃははっ、」
「ほんっと面白い。」
爆笑するうらたんの肩をがたがたさせてふざけんなという思いを訴えるがお腹抱えて笑ってるから全然効果がない。
こんなにまふくんが近くにいるのに俺恥ずかしい姿しか見られてないよ！！
もう泣きたいと思っていたときである。
「あの、ろじっくくん。今日はおつかれさま。」
そう言ってペットボトルのお茶をへらりと笑ったまふくんから渡された。
固まる俺の心臓の音はバカ見たく早いわけで、死ぬと思った。
天使だ。世の中には天使がいる。
「い、一生このお茶大事にしますね！！家宝にします！！」
「え？いや、い、今飲んでほしいんだけど……、」
「飲むお茶は自分で買ってくるんで大丈夫です。」
「う、うん？」
「死ぬ。笑い転げて死ぬ。」
そんな中一人で爆笑し続けていたそらるさんは、あっとした顔をしていった。
「そうだ。ろじ。今度音源送っておいで。」
「ろじって俺のことですか？」
「それ以外に誰がいるんだよ。お前だよ。」
「え、な、なんでですか。生の下手な音源まふくんに晒すんですか。俺言っときますけどだいぶ歌下手ですからね！？カラオケ７５点くらいですよ！！」
「その下手ともうまいとも言えない微妙な点数晒されても返答しづらいからやめて。」
「じゃあ何に使うんですか……笑うんですか。」
「なんでそんな警戒すんの、面白いから。mixしてやろうかなって思っただけじゃん。」
「……！？！？！？」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ははは - うんこ！ (2月17日 11時) (
レス) @page41 id: d4b91f26aa (このIDを非表示/違反報告)
- えらそうな口調だなあ (2022年11月20日 12時) (レス) @page1 id: 1a5dff5938 (このIDを非表示/違反報告)
鳥 - ゆーいかがやったことは置いといて、文章力ひどくて読めたもんじゃなくて草 (2022年9月21日 17時) (レス) @page5 id: af8f7c5d27 (このIDを非表示/違反報告)
弧留(プロフ) - 中の人でも外の人でも良いけど好かれようと頑張ってるならそれで良いじゃん。人間嘘の仮面一つぐらい持ってるって。別にその人を庇うわけじゃないけど反省して自分を好きになってもらえるようまた努力してるんなら、良いと思うけどなぁ… (2022年8月17日 21時) (レス) @page41 id: ceeb257e0d (このIDを非表示/違反報告)
弧留(プロフ) - 今更言ったところで意味はないんだろうけど、ていうかその人はstpr入ってないよ、それはあくまでも赤くんと黄色くんと同じグループに居ただけでstprではない。クズ人間とか、やめた方がいいと思うけど盲目なりに待ってる？良い言葉じゃん、それを否定して馬鹿にするの？ (2022年8月17日 21時) (レス) @page41 id: ceeb257e0d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2017年10月19日 23時
