推しがまふまふくんを好きすぎる件について【男主】

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マイリスが平均して１００を超えるようになって、結構有名な歌い手さんや絵師さんと知り合うようになって、マイクを買い替えた。

３０００円のマイクだと音質が悪いらしく２万円の高いマイクを買った。

時々合唱やコラボを誘われるようになって、固定して仲のいい絵師さんミックス師さんも出来てジェバン二( 短時間で動画を作るという意味合い)ができるようになって一気にマイリストが増えるようになった。

流行りのアニメの曲や、人気のボカロPさんの最新曲をばんばん歌うようにしてフォロワーが５０００まで来たころ、俺はうらたんと知り合った。

これが歌を評価されてとかだったらうれしいのだが、ゲームをやっていたら出会ったのだった。

自分が歌い手やっていると言うこともできず、ただのゲーム仲間として良く話すようになった。

ラインまで交換してしまった。



ラインの履歴は


ろじっくくんさ今からインできる？

あ、できます。

じゃあ１０分後クエスト行こう。

おｋです。


何と、何と夢のない会話だろう。

でもうらたんと話せるのうれしいうぅ。



その間もまふくんファンを続けていた俺は、まふくんを追っかけ続けた。

最近まふくんのライブで「ろじっくくんですか？」とよく聞かれる。

あれ顔出ししてないはずなんだけどな。

おかしいな。

中３の夏。

名古屋に住んでいる俺は東京のライブに誘われた。

１人１０人ノルマ(そのライブに連れてくる人数。)でキャパは２００人で行われるライブである。

大手歌い手ともなれば何十秒完売なんて話であるが、底辺歌い手は自分で友人に来てくださーいって宣伝してライブを行うのである。

スタッフに仲のいい歌い手を誘って、入場料は１５００円、初めてのライブに出た。

普段からツイキャスの閲覧は２００人くらいいるはずなのに、めちゃくちゃ緊張した。

２回歌詞間違った。

舞台に立つと騒がれた。

生まれて初めての経験である。

クラスじゃボッチでもないが、友達の人数も普通の俺がアイドルにでもなったような気分だった。

１０人もライブに来てくれるリスナーさんいるだろうかと思ったのだが、以外にも一番人を集めたのは俺だった。

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