Suna.r ページ12
「すなすな〜すな」
「なに」
てか、あんたも角名ね。と付け足す。
結婚して3ヶ月が過ぎた。
3ヶ月すぎにしてやっと2日連続の休みである。
今まではどちらが休みでどちらかが仕事という綺麗に予定が合わなかったのだ。
こうしてゆっくりしていられるのが嬉しくてついちょっかいを出してしまう。それでも冷たいのが彼。
ブレないやつ。
「ねー倫太郎遊ぼうよ。」
「マリ〇やる？」
倫太郎のその一言で始まったゲーム。
なんでも無難にこなす彼はゲームも上手で
「下手くそ、なんで死んだの」
「くそ〜！メダル取りたかった…」
足を引っ張る私にも優しくふっと微笑んでくれる。
そんなゲームも熱が入り夕方まで続いた。
夕飯を食べるということもありゲームは終わった。
ーーー
お風呂も終えアイスを2人で並んで食べていた。
ひんやりすると同時に広がるいちごの味。
そんな中ぼーっと考える。
結婚して3ヶ月たつし、明日も休み。そういう夜であってもおかしくないのかな、と。
特にそういう流れになる訳でもなく、2人寝室へ行きテレビを見る。赤ちゃんの番組がやっていた。
「赤ちゃんかぁ」
ぼそっと呟く。横を見ると倫太郎はあまり興味無さそうに見ていた。そんなもんか、と心で呟き「さ、寝よ」と声に出せば
「は？何寝ようとしてんの。」
お腹あたりに少し重い感覚。ピッ、とテレビを消す音。
それと同時に、そういうこと、を考え倫太郎の顔が見れなくなる。「目逸らすな」といい片手で顔を掴まれ彼の方を向かされる。
「ど、どうしたの？」
「んー、そういう日」
そういえばスウェットの上を脱ぎ、その体が見えてくる。暗くてもわかる鍛えられた体。どき、っと胸がなり心音が聞こえそうなくらいうるさい。
「ん、ふっ、あ」
甘いキスが私を襲う。クラクラしてくる意識で見えるのは楽しそうに甘く笑う倫太郎。
「可愛い。」そう言って離れれば私の頬を撫でる。
「赤ちゃん、テレビで見てたね。」
「ま、まぁ」
恥ずかしくなり目線を横にそらす。
すると倫太郎の顔がどんどん近付いてきて耳元で
「何人欲しい？」
ずっと目を細めて笑う彼は本当に甘い。
ーーーーーーーーーーーー
皐月さんリクエストでした！
艶美な感じにしたかったのですが上手くできたでしょうか^^;
リクエストありがとうございました！
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美穂 - 初めまして。大地さんをリクエストしたいです！更新頑張ってください！ (2020年4月27日 17時) (
レス) id: f7b3d5ed55 (このIDを非表示/違反報告)
貝 - リクで古森君お願いします！！ (2020年4月23日 10時) (レス) id: e243e47ef4 (このIDを非表示/違反報告)
*絲* - リクエストなんですけど、研摩お願いします！ これからも、頑張ってください！！ (2020年4月1日 13時) (レス) id: 7b8cd78f7f (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - リクエストです！縁下と、福永お願いします (2020年4月1日 8時) (レス) id: 9cbf5805b4 (このIDを非表示/違反報告)
黒タヌキ - 覚くぅぅぅん…！！！程よいチョロさと相変わらずの鋭さが最高にいいです！！覚くんの涼しい顔が浮かべそう、天童推しとしてもう…！！！(≧∇≦*)リクエストですけど、欲といえば昼神幸郎くんを思い出す…無欲だと言われてる人が欲を曝け出すところが見たいです！ (2020年3月28日 16時) (レス) id: f4f8bcd305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よーぐると | 作成日時：2020年3月11日 16時
