児童養護施設のお兄さん。【桃】

会って6日目 ページ6

お兄ちゃんとおじさんと朝ごはんを食べた。

お兄ちゃんはなにか綺麗な服に着替えてた。

大きなカバンを持ってせっせと動いてた。

Aは何したらいいのか分かんなかったから、お兄ちゃんの事ずっと見てた。


･


「じゃあ俺行ってくるね」



お兄ちゃんはそう言ってAの頭を撫でた。

お兄ちゃんどっか行っちゃうの…?



『…やだ』



お兄ちゃんの足に巻きついた。

お兄ちゃんと離れたくない。



「…A?」

『お兄ちゃん…行かないで…Aと一緒いて。』

「ごめんね、A。俺学校行かなきゃ。」

『じゃあAも学校行く！』



お兄ちゃんの足に巻きつく力を強くして言った。

でもお兄ちゃんは困ったような顔をして、



「A？俺が帰ってきたらいっぱい遊んであげるから」

『…』



少し迷っていると今度はおじさんが…



「Aちゃん、さとみに迷惑かかっちゃうよ？いいの？嫌われちゃうよ？」

『…やだ』

「じゃあ今は我慢しよ？」

『…お兄ちゃん、学校終わったらAと遊んでくれる…？』

「うん、いっぱい遊んであげるよ。」

『…うん』



仕方なくお兄ちゃんの足から手を離した。

お兄ちゃんの制服の足元にはAが巻きついたしわがいっぱい付いてた。


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みんな！リゼさんテスト終わったよ！
リゼさんおかえりコメント、よこせ！！(((

ごめんなさい、ください。

数学100点だわ←


あと、100票もありがとうございます。

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