お話し(06) ページ7
そう言えば、今日の放課後。お兄ちゃんから、お話しあるからね。
宍戸「何だよ、話って。」
合宿のことについてだよ。
ジロー「丸井君、来るの!」
来るよ、良かったね。
宍戸「何で、急に合宿なんかするんだよ。」
分からない、お兄ちゃんが何か考えてるんじゃあないかな。
ジロー「丸井君に会えるなら、俺は別に気にしないC〜」
ふふ、ジローちゃんらしいね。
宍戸「吹雪。」
うん?
宍戸「今度の休み、空いてるか?」
日曜日なら、空いてるよ。
宍戸「テニス、付き合ってくれないか?」
うん、いいよ。長太郎君も、一緒よね。
宍戸「いや、俺と2人でだ。駄目か?」
ううん、駄目じゃあないよ。私で、よければ付き合うよ。
宍戸「なら、時間とかは後で言うな。」
うん。
ジロー「何か、デートみたいだC〜宍戸、やるね。」
宍戸「デートじゃあねえよ。何言ってるんだよ。」
ふふ、デートでもいいけどね。
宍戸「吹雪まで。」
ジロー「土曜日、何か予定あるの?」
真田君とね。
宍戸「お前、いろんな奴と仲いいな。」
そうかな?
ジロー「どこ行くの?」
まだ、聞いてないよ。真田君から、誘われたの初めてだから。なんか、すごい嬉しい。
ジロー「もしかして、真田のこと好きなの〜。」
友達としては、好きだよ。
宍戸「友達としてか……。」
私に彼氏とか、できないと思うから。
ジロー「え〜俺は、吹雪のこと好きだC〜。」
ありがとう、ジローちゃん。
さてと、可愛い後輩の所に行ってこようかな。
宍戸「長太郎のとこか?」
うん。
ジロー「吹雪は、後輩で誰が好きなの?」
考えたことないな、皆んな可愛いくて好きだからな。
宍戸「樺地のことで、よく跡部と揉めてるよな。」
そうだね。お兄ちゃんが、樺地君を独り占めしてるからね。
ジロー「吹雪は、大変だC〜。」
じゃあ、私少しだけ行ってくるね。
宍戸「なるべく遅くなるなよ。」
うん、分かってる。
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作者名:和田 | 作成日時:2023年7月12日 2時