お話し(36) ページ37
跡部「また、腕を上げたな吹雪。」
あ、お兄ちゃん。
跡部「青メッシュに勝つなんてな。」
越知先輩ね、お兄ちゃん。
跡部「吹雪、何か欲しい物はあるか。」
欲しい物?
跡部「そうだ、何かあるか。」
何だろうな?
亜久津「おい、吹雪。」
あ、亜久津。
亜久津「こっちに、来い。」
うん。お兄ちゃん、私の欲しい物はね。亜久津君との時間かな。亜久津君が、呼んでるから行くね。
跡部「時間か………。」
亜久津君、どうだった?私、高校生に勝ったよ。
亜久津「良くやったんじゃあねぇの。」
ふふ、亜久津君に褒められた(ニコ)
亜久津「お前、後で俺とやれ。」
うん。私も、亜久津君とテニスやりたかったから。越知先輩とのテニスは、楽しかったけど。
亜久津「何だ。」
私は、亜久津君といる方が楽しいな。
亜久津「お前な。」
今日の夜、モンブラン作りますね。
亜久津「ああ。」
いっぱい、作るね。
壇「吹雪さんー。」
あ、壇君。
壇「吹雪さん、高校生に勝つなんてすごいです。」
ふふ、ありがとう。
壇「吹雪さんのテニス見てて、かっこ良くて素敵でした。」
そう言ってもらえると、嬉しいよ。
壇「亜久津先輩、吹雪さんってすごいです。」
亜久津「ああ。」
壇「亜久津先輩、そう言えば千石先輩が呼んでましたよ。」
亜久津「面倒くせぇ。」
行った方が、いいよ亜久津君。
亜久津「無視しとけばいいだろ。」
壇「駄目ですよ、千石先輩何か言いたそうだったですよ。」
じゃあ、私が千石君呼んでくるよ。
亜久津「お前は、行くな。」
え?
亜久津「仕方ねぇな。おい、太一。連れてけ。」
壇「はいです。」
亜久津「お前は、俺が戻るまで動くな。」
あ、うん。
亜久津「行くぞ、太一。」
壇「はいです。吹雪さん、また後でです。」
うん、また後で。
壇「亜久津先輩、待ってください。」
ふふ、仲いいな。
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作者名:和田 | 作成日時:2023年7月12日 2時