お話し(33) ページ34
えっと、亜久津君はどこにいるんだろう。
赤也「あ、吹雪さん。」
もう来てたんだ、赤也君。
赤也「吹雪さん、最近立海に来ませんよね。」
私も、少し用事があってね。
赤也「用事って、なんスか。」
それは、秘密かな。
赤也「俺、楽しみにしてたんですよ。」
そうなんだ。
丸井「赤也が楽しみにしてたのは、吹雪のお菓子だろう。」
あ、丸井君。
赤也「丸井先輩、違いますよ。お菓子もだけど、吹雪さんも待ってましたよ。」
ふふ、後でお菓子作ってあげるから。
赤也「本当スか。」
うん。
丸井「あんまり、甘やかすなよ。」
ところでさ、山吹の人達見なかった?
丸井「見てないぜ。」
赤也「なんか、あるんすか?」
ちょっとね。
仁王「ほう、彼氏でもいるのかのう。」
あ、仁王君。
仁王「驚かないんだな。」
ふふ、うん。
赤也「吹雪さん、彼氏いるんすか?」
彼氏じゃあないよ。友達だよ。
丸井「なんか、怪しいだろい。」
とりあえず、私用あるから行くね。
仁王「彼氏の所にぜよ。」
だから、彼氏じゃあないよ。
仁王「そう、怒りなさるな。」
もう、仁王君たら。
赤也「そろそろ、行かないと真田副部長に叱られる。」
丸井「やべ、幸村君にもだ。」
ふふ、じゃあね。
赤也「吹雪さん、また後で。」
さてと、亜久津君は………。
河村「あれ、吹雪ちゃんどうしたの?」
あ、河村君。亜久津君、知らない?
河村「亜久津なら、さっきコートの方にいたよ。」
本当、河村君ありがとう。
河村「お礼言われるほどでもないよ。」
河村君って、いい人だよね。絶対、モテるよ河村君は。
河村「そんなことないよ。」
もっと、自信持ってもいいと思うよ。
河村「吹雪ちゃんは、亜久津とどうなの?」
え、普通だよ。
河村「そうなんだ。」
今度、亜久津君とお出かけすることになった。
河村「それは、良かったね。」
うん。
河村「どこ行くか決めたの?」
まだ、考え中なんだ。
河村「そうなんだ。」
じゃあ、私亜久津君の所行ってくるね。
河村「あ、うん。」
10人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:和田 | 作成日時:2023年7月12日 2時