お話し(31) ページ32
(合宿当日)
ねぇ、お兄ちゃん。
跡部「何だ、吹雪。」
合宿所、広いんだね。
跡部「そうか。」
向日「跡部には、狭く感じてるだろうな。」
忍足「そうやな、岳斗。」
ちょっとだけ、見て周ってもいい?
跡部「いいだろう。時間になったら、戻って来いよ。」
うん。
ジロー「迷子にならないようにね。」
日吉「芥川さんじゃあないから、大丈夫ですよ。」
大丈夫だよ。
鳳「何かあったら、呼んでくださいね。」
うん。
宍戸「心配だな。」
樺地「吹雪さん。自分、ついて行きましょうか?」
大丈夫だよ、樺地君。樺地君は、お兄ちゃんと一緒にいてあげて。
樺地「分かりました。」
じゃあ、行ってくるね。
ジロー「気をつけてね〜。」
向日「迷子になりそうだな。」
宍戸「ありえるな。」
忍足「本人が、大丈夫って言ってるんやし。気にしたらアカンで。」
(合宿所を見て周る)
川とかあるんだ。夜、散歩するにはいいかもね。高校生達は、もう来てるのかな?
?「吹雪。」
あ、越知先輩。
越知「来ていたのか。」
今、来たところです(ギュー)
越知「そうか。」
合宿、楽しみにしてました。越知先輩に会えるのも楽しみでした。
入江「嬉しいこと言うね、君。」
うん?
入江「僕、入江よろしくね。」
あ、よろしくお願いします。
入江「跡部君に、似てる気がするんだけどな。」
越知「跡部の妹だ。」
跡部吹雪です。
入江「跡部君、妹いたんだ。吹雪ちゃんは、可愛いね。」
え、あ、その。
鬼「おい、入江。あんまり、後輩をいじめるんじゃあない。」
入江「もう、いじめてないから。」
鬼「すまないな、吹雪。」
いえ、大丈夫です。
入江「あ、徳川君。」
徳川「何ですか、入江さん。」
入江「跡部君の妹だって。」
徳川「妹……中1ですか?」
中3……です。
徳川「あ……。」
気にしないでください、慣れてるので。私は、中3には見えないってよく言われますから。
越知「吹雪。」
何ですか、越知先輩。
越知「落ち込むんじゃあない、お前が暗いのは似合わない。」
越知先輩。
入江「徳川君、後で少し話そうね。」
徳川「はい。」
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作者名:和田 | 作成日時:2023年7月12日 2時