跡部様の双子の妹

お話し（29） ページ30

(3日後)
跡部「吹雪。」
何、お兄ちゃん？
跡部「合宿の誘いが来てるんだが、吹雪はどうする」
誘い？
跡部「高校生達も参加する。」
私、前参加できなかったから行きたい。
跡部「分かった。」
高校生、知ってる人いるかな。
跡部「お菓子作れる用、手配はしておく。」
ありがとう、お兄ちゃん。
跡部「他の奴にも知らせるぞ。」
うん。














忍足「何や、跡部。」
跡部「合宿の誘いが来た。準備をしとくんだな。」
向日「合宿？何でいきなり。」
跡部「その日になれば分かる。」
宍戸「急だな。」
ジロー「吹雪は、嬉しそうだC〜。」
うん。
日吉「何か、あるんですか？」
高校生達に会えるのと。ふふ、秘密。
向日「ところでよ、吹雪。」
何ですか？
向日「その、ネックレスどうしたんだよ。」
これ、貰ったの(ニコ)












鳳「似合ってますよ、吹雪さん。」
ありがとう、長太郎君。
ジロー「丸井君に会えるC〜。」
良かったね、ジロー君。
宍戸「吹雪も良かったな。」
え？
宍戸「他校の後輩に会えるからな。」
うん、楽しみだな。
日吉「吹雪さん、気をつけてくださいよ。」
気をつける？
日吉「吹雪さん、鈍感過ぎなので。」
忍足「日吉の言う通りやな。」
大丈夫だもん。
ジロー「あ、拗ねてる。」
拗ねてない。














樺地「吹雪さん、電話鳴ってます。」
誰からだろう？
(電話に出る)
はい、もしもし。
越知「越知だが。」
え、越知先輩。お久しぶりです。
越知「久しぶりだ。」
あの、何か用ですか？
越知「放課後、時間はあるか。」
はい、あります。
越知「そうか。では、放課後正門に迎えに行く。」
はい、分かりました。
越知「では、放課後。」
はい。
(電話をきる)














跡部「先輩がどうした。」
放課後、少し会うことになった。
ジロー「吹雪、モテモテ〜。」
何で、私の番号知ってるの？
跡部「俺様が、前の合宿で教えた。」
忍足「個人情報なんやけどな。」
でも、何で私に電話してきたのかな？
跡部「さあな、会ったら聞いてみろ。」
うん。
跡部「練習、再開するぞ。」
宍戸「今日は、いろいろあるな。」
そうだね。

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