跡部様の双子の妹 (ページ29)

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お話し（28）ページ29

あ、もう暗くなってきたね。
亜久津「家まで送ってやる。」
本当、ありがとう(ギュー)
亜久津「いちいち、抱きつくな。」
ごめんね、嬉しくて(シュン)
亜久津「ハァ、そんな顔するんじゃあねぇ。お前は、笑ってろ。」
うん(ニコ)
亜久津「ふん、いいじゃあねぇか。」
亜久津君と一緒にいると、自然と笑顔になるよ。亜久津君だからかな。

亜久津「おい、吹雪。」
何ですか？
亜久津「明日、お前の分も持って来い。」
うん。一緒に食べましょうね。
亜久津「目閉じろ。」
え、目？
亜久津「さっさとしろ。」
あ、うん。
(言われた通り目を閉じる)
亜久津「………。」
あの、亜久津君？
亜久津「………。」
…………。

亜久津「目開けろ。」
うん。
亜久津「首元見てみろ。」
あ、うん。
(そう言われて、首元を見ると)
ネックレス？私に？
亜久津「他に誰がいるんだ。」
いいの、貰っても。
亜久津「俺が選んだ奴だ、いいか絶対に取るんじゃあねぇぞ。」
うん(ニコ)亜久津君、ネックレスありがとう。
亜久津「無くすなよ。」
うん。大切にする。亜久津君、大好き(ギュー)

亜久津「急に抱きつくな。」
だって、嬉しいもん。亜久津君、似合ってる？
亜久津「似合ってるに決まってるだろ。」
ふふ、ありがとう。
亜久津「吹雪。」
うん？
亜久津「お前は、いい女だ。」
うん。
亜久津「他の奴に、狙われるんじゃあねぇぞ。」
う、うん？
亜久津「何も言うんじゃあねぇ。」
かっこいいな。

(家につく)
亜久津「ついたぞ。」
うん。亜久津君、今日はありがとう。楽しかったし、嬉しかったよ。
亜久津「そうか。」
夜、電話してもいい？
亜久津「好きにしろ。」
電話するから、亜久津君。
亜久津「吹雪。」
うん？何です(チュ)
亜久津「じゃあな。」
え、あ、亜久津君。
亜久津「いい反応するじゃあねぇか。」