跡部様の双子の妹 (ページ25)

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お話し（24）ページ25

(氷帝の日常)
ジロー「吹雪～。」
うん？
ジロー「眠いC～。」
そうだね、今日は眠たいよね。いい天気なほど、眠たくなるよ。
ジロー「…………。」
あ、寝た。
宍戸「寝るの早いな、ジローは。」
ふふ、そうだね。
向日「テニスやるか寝るかだよな。」
寝る子は、よく育つからね。
宍戸「寝過ぎだろ。」

あ、お兄ちゃん。
跡部「何だ？」
今日の放課後、少し用事あるから。お兄ちゃん、先に帰ってて。
跡部「分かった。遅くなるなよ。」
大丈夫。
忍足「心配やな。」
鳳「吹雪さん、少し危機感がないですよ。」
日吉「少しじゃあない、全くないぞ。」
宍戸「変な奴に絡まれないか？」
それは、大丈夫だよ。
向日「何を根拠に言ってるんだよ。」
跡部「何かあったら、すぐに俺様を呼べ。」
あ、うん。

宍戸「吹雪って、他校の奴にモテるよな。」
向日「あ、それ俺も思った。」
そうかな？
向日「青学の菊丸とか立海の丸井とか。」
ジロー「え、丸井君！」
向日「うわぁ、ジロー起きたのかよ。」
ジロー「丸井君が何？」
丸井君の話してただけだよ。
ジロー「何だ～丸井君が来たのかと思った。」
宍戸「あと、他校の後輩だな。」
忍足「人気あるのは、ええことやけど。ライバルが多いのは、大変や。」

日吉「吹雪さん。後輩で、誰が1番好きですか。」
鳳「日吉、すごいこと聞くね。」
悩む………。皆んな、好きだけどな。
跡部「吹雪らしいな。」
ジロー「俺は、吹雪の事好きだC～。」
向日「丸井と吹雪、どっちが好きなんだ？」
ジロー「2人とも好きだC～。」
ふふ、ジロー君らしいね。
忍足「吹雪は、鈍感な所もあるからな。気をつけないとな、岳斗。」
向日「分かってる。」
日吉「下克上だ。」

跡部「面白くなりそうだ。」
宍戸「面白いか？」
鳳「吹雪さん。」
宍戸「長太郎、なんか言ったか。」
鳳「いえ、何でもありません。」
樺地「吹雪さん。」
どうしたの？
樺地「正門に待ってる人が。」
え、もう来たの。樺地君、ありがとう。
樺地「ウス。」
お兄ちゃん、行ってくる。
跡部「気をつけて行けよ。」
うん。