お話し(22) ページ23
亜久津「………。」
あの、亜久津君?
亜久津「何だ。」
なぜ、私は亜久津君に拘束されてるんですか?
亜久津「自分の胸に聞いてみな。」
………あ、嫉妬ですか?幸村君と不二君に。
亜久津「悪いかよ。」
あ、亜久津君が嫉妬。可愛いかも。もふもふしますか?気持ちいいと思うけど。
亜久津「お前、危機感ねぇな。」
だって、亜久津君だから。こんなに、気が緩むんですよ。
亜久津君は、好きな人いないんですか?最近、よく聞かれるから。
亜久津「どうだろうな。」
私は、亜久津君の事好きだよ(ニコ)
亜久津「そんな簡単に言うんじゃあねぇぞ。」
私は、真面目に言ってるんですよ。好きじゃあない人に好きだって言いませんから。
亜久津「そうかよ。」
あ、モンブランたくさん作りましたから。後で、食べてくださいね。
亜久津「お前は、食わないのかよ。」
あれは、亜久津君の為に作った奴だから。亜久津君に食べてほしいな。
亜久津「…………。」
桃城「なあ、海堂。あれって、吹雪さんだよな。」
海堂「そうだな。」
桃城「吹雪さんって、亜久津さんが好きなのか?それとも、付き合ってるのか?」
海堂「知るかよ。」
乾「吹雪が亜久津に恋をしている確率98%だ。」
桃城「乾先輩、いつの間。」
乾「いいデータが取れそうだ。」
海堂「気づかれますよ。」
桃城「大丈夫だろ。」
乾「せめて、声が聞こえればいいのだが。」
海堂「さすがに、無理です。」
桃城「バレちゃいますよ。」
亜久津「…………。」
どうしたの?亜久津君?
亜久津「場所変えるぞ。」
え、あ、うん。
亜久津「離れるんじゃあねぇぞ。」
うん(ギュー)
亜久津「今回だけだ。」
へへ、手繋いでくれた。
亜久津「にやにや、するんじゃあねぇ。」
だって、嬉しいから。
亜久津「ほら、行くぞ。」
うん。
乾「バレたようだな。」
桃城「吹雪さん、嬉しそうすね。」
乾「いいデータが取れた。」
海堂「吹雪さんって、あんなに笑うんですね。」
乾「おそらく、自然体だろう。」
桃城「ハァ〜吹雪さん、好きな人いるのかよ。」
乾「諦めるのか?」
桃城「当たって砕けろです。」
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作者名:和田 | 作成日時:2023年7月12日 2時