跡部様の双子の妹 (ページ19)

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お話し（18）ページ19

あ、壇君～。
壇「吹雪さん、もう手は大丈夫ですか？」
うん、大丈夫だよ。
壇「良かったです。」
ふふ、心配してくれてありがとう。テニスやろうか。
壇「はい。」
まずは、ラリーからやろう。壇君に合わせるから、早かったら言ってね。
壇「了解です。」
じゃあ、始まるよ。
壇「はいです！」

向日「あ！おい侑士。」
忍足「なんや、岳斗。」
向日「吹雪がテニスしてるぜ。」
忍足「なんや、和んでるテニスやな。」
向日「吹雪、俺らの時となんか違くねぇか？」
忍足「可愛い後輩やでじゃあないか。」
ジロー「吹雪は、後輩好きだからね。」
向日「ジロー、いつの間に来たんだよ。」
ジロー「さっきからいたC～。」
忍足「寝てたんちゃうか。」
ジロー「正解だC～。」
向日「呑気だな。」
ジロー「ところでさ、吹雪って好きな人いるの～。」
向日「俺が、知るかよ。」

忍足「吹雪か。」
向日「何だ、侑士。」
忍足「俺は、吹雪の事好きやで。」
ジロー「俺も好きだC～。」
向日「2人もいるんかよ。」
忍足「もっといると思うで。」
ジロー「吹雪は、モテるからね。丸井君も好きだって言ってたC～。」
向日「吹雪は、誰が好きなんだろ。」
ジロー「聞いてみたら？」
向日「馬鹿、本人に聞けるわけないだろ。」
忍足「そう簡単に教えてくれるとええけど。」
ジロー「それもそうだね。」
向「お、テニス終わったみたいだぜ。」

壇君、前より上手くなってるよ。前に教えた事、よく出来てるよ。
壇「本当ですか、良かったです！」
ふふ、可愛いな。
壇「吹雪さんは、強くてかっこ良くて。僕、好きです。亜久津先輩と同じぐらい好きです。」
ありがとう、壇君。
壇「亜久津先輩も吹雪さんの事、好きだと思います。」
そうかな？
壇「そうですよ。亜久津先輩、学校で吹雪さんの事話してるです。」
そうなんだ。
壇「吹雪さんは、人気なんですよ。」