検索窓
今日:16 hit、昨日:17 hit、合計:17,203 hit

お話し(16) ページ17

(買い物をすませる)
よし、買う物買ったから。帰ろうか、壇君。
壇「はいです。」
あ、袋貸して。重たいでしょう?
壇「大丈夫ですよ、これくらい。」
ふふ、頼もしい。
壇「へへ、吹雪さんの役に立ちたいです。」
いい子だよ、壇君。
モブ「ねぇ、そこの彼女。」
え、私ですか?
モブ「良かったら、お茶しない。」
壇「あわわ、ナンパですか?」
どうだろうね。














モブ「ねぇ、いいでしょう。」
すみませんが、今急いでるので。行こう、壇君。
壇「はい。」
モブ「いいじゃん。少しぐらい。」
(そう言って、吹雪の手を掴む)
壇「吹雪さんの手を離してくださいです。」
あ、壇君危ないよ。
モブ「あ?なんだ、こいつ。」
壇「吹雪さんから、離れてくださいです。」
モブ「うるせぇ、ガキだな。」
ハァ、離してて言ってるでしょう。
(そう言って、吹雪は男の手をひねる)
モブ「い、痛い。」

















やっと、離した。壇君、行くよ。
壇「はい。」
モブ「くそガキどもが。大人を舐めるんじゃあねぇぞ。」
あ、壇君危ない。
(吹雪は壇君を庇うようにして立つ)
あれ?痛くない?
モブ「何なんだよ、お前は。」
壇「亜久津先輩!」
亜久津「人の物に、何手出しやがる。」
モブ「は、離せ。」
亜久津君、それぐらいでやめて。私と、壇君は大丈夫だから。
亜久津「チッ、さっさと消え去れ。」
モブ「覚えてろよ。」














壇「亜久津先輩、助けてくれてありがとうです。」
うん、ありがとう亜久津君。かっこ良かったよ、亜久津君。
壇「あ、吹雪さん。手、大丈夫ですか?」
手………。
亜久津「赤いぞ。」
大丈夫だよ、これぐらい。
亜久津「早く、帰るぞ。」
壇「亜久津先輩、待ってください。」
あ、待って2人とも。
壇「吹雪さん、ゆっくりでいいですよ。」
うん。
壇「亜久津先輩、少し待ってくださいです。」

お話し(17)→←お話し(15)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
設定タグ:テニスの王子様 , 跡部様の双子 , 想い人   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:和田 | 作成日時:2023年7月12日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。