お話し(13) ページ14
亜久津「おい、起きろ。」
うん……後五分だけ。
亜久津「五分だけだぞ。」
ありがとう。
亜久津「お前、無防備な所気をつけろ。」
あ、うん。亜久津君だから、私は気が緩むんだよ。
亜久津「何言ってやがる。」
ふふ、本当の事しか言ってないよ。
(そう言って、亜久津君に微笑む)
亜久津君、後で特別なモンブラン作るね。いい栗があるらしいから。
亜久津「そうかよ。」
亜久津「おい、五分経ったぞ。」
ありがとうね、亜久津君。
亜久津「ほら、さっさと戻れ。」
ふふ、亜久津君の優しい所。私、好きだよ。
亜久津「何、言ってやがる。」
本音を言ってるだけだよ。お兄ちゃんには、内緒ね。お兄ちゃん、少しうるさいから(ニコ)
亜久津「勝手にしろ。」
ふふ、モンブラン楽しみにしててね。
亜久津「ああ。」
じゃあ、また後でね。
(吹雪が去って行く)
亜久津「吹雪の奴、何考えてやがる。好きか、面白い。」
(その頃、氷帝の皆んなは)
鳳「吹雪さん、どこに行ったんでしょうか?」
忍足「変な人に捕まってないとええけど。」
向日「大丈夫だろ。」
ジロー「吹雪ね、さっき寝てたよ〜。」
宍戸「どこでだ、ジロー。」
ジロー「覚えてないC〜。」
向日「寝ぼけてないだろうな。」
日吉「役にたちませんね。」
鳳「あ、日吉。」
樺地「吹雪さん、帰って来ました。」
遅くなって、ごめんなさい。
忍足「何してたんや?」
寝てました。
ジロー「俺が言ってたの当たってた〜。」
忍足「1人で寝てたのかい?」
ふふ、秘密だよ。
鳳「吹雪さん、あまり外で寝ると風邪ひきますよ。」
長太郎君は、いい子だよね。大丈夫だよ、暖かったから。
向日「吹雪って、たまに謎だよな。」
宍戸「そうだな。」
日吉「吹雪さん。」
何でしょうか?
日吉「世の中には、怖い人がいるので気をつけてくださいね。」
うん。
ジロー「心配だC〜。」
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作者名:和田 | 作成日時:2023年7月12日 2時