お話し(10) ページ11
ねぇ、お兄ちゃん。
跡部「何だ?」
合宿にさ、山吹も来るんだよね。
跡部「ああ、そうだ。」
壇君に会える。
跡部「合宿の準備は、終わっているのか。」
もちろん、終わってるよ。
跡部「そうか。なら、早めに寝ることだな。」
分かってるよ。
跡部「合宿でお菓子が作れる用、手配はすんでいる。」
本当?ありがとう。
跡部「楽しみにしているぞ。」
うん。
跡部「俺は、風呂に入ってくる。」
あ、うん。
跡部「夜更かしはしないように。」
うん。
跡部「それから、明日の確認をしとくように。」
分かってるよ。
跡部「それから。」
もう、大丈夫だよ。お兄ちゃん、はやくお風呂に行って。
跡部「ああ、吹雪。」
何?
跡部「合宿のメニュー、良く考えてあるな。」
へへ、ありがとう。じゃあ、私部屋に行くね。
さてと、明日の確認をするか。
(電話がなる)
うん?誰だろう。はい、もしもし。
?「吹雪か、俺だ。」
あ、宍戸君。
宍戸「明日の事なんだけど。」
何ですが?
宍戸「お前、大丈夫か?」
うん?
宍戸「他校の奴らが集まるだろ。お前って、危機感ないから心配でよ。」
大丈夫だよ。
宍戸「いや、お前は危ない。」
そんな、ハッキリ言われると。
宍戸「山吹の千石には、気を付けろよ。」
うん、分かった。
宍戸「長太郎とも話してたけどよ、お前って他校の奴から人気あるだろ。」
そうかな?
宍戸「明日になったら、分かるけど。とにかく、気を付けろよ。」
うん。
宍戸「跡部や他の奴も同じことを言うかもしれないけど。」
お兄ちゃんが、過保護なのは分かるけど。そんなに心配しなくても、大丈夫ですよ。
宍戸「念のため、樺地に吹雪から離れないように言っておくけど。」
宍戸君って、私の事気にかけてくれてるよね。
宍戸「あ、そうだな。」
嬉しいよ。宍戸君は、優しいし後輩思いだから。
宍戸「な、何言うんだよ。」
ふふ、照れてる。
宍戸「照れてねえ。まったく、また明日な。」
うん。
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作者名:和田 | 作成日時:2023年7月12日 2時