Doctors-3JSB-GENE【３】

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玲於side







玲於「俺の部屋で寝ていいよ」




シーツが汚れて、寝るところが無いらしい。


最近部屋の掃除をしたことだし良いよって言っても



「んーん、大丈夫」


と返ってきた。




玲於「じゃぁ一緒に寝よう、俺もまだ寝たいし」



中学生になった俺たちは別々に


1人で寝ることが多くなっていたから


なんだか久々で嬉しいな。



そんなこと言ったらキモイなんて言われるかな....




玲於「痛いのは落ち着いた？」



「うん今は平気。れお、おなか..撫でて？」




どうかAだけは変な言葉遣いにならないで。




Aが恥ずかしそうに甘えてきたので


そんな願いも込めて



ぴったり密着した布団の中で


背を向けたAのお腹に手を回し


優しくお腹を撫でた。









数時間はぐっすり眠れたものの


今回は症状が酷いのか


目を覚ましては、トイレに向かっている。




温めてあげようと湯たんぽを取りに向かったリビングでは


Aの婦人科受診を検討し合っていた。




あー、俺にはよくわかんない話。




誰がAを説得する？


と言う話になっていたから


そーっとリビングを出て行こうとすると



『やっぱり玲於でしょ。Aにとって近い存在だし』




と、そんな声が聞えてきた。



えーやだよ。



嫌われちゃったらどうすんの。



ていうか俺は医者じゃねーし。



Aと同じ中学生！！

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