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涼太side
涼太「もう少し大きく開けれる?」
麻酔をすることに
渋々と言った表情で頷いたAだったけど
涼太「うわぁっ!A、危ないって....」
口元に注射器を持っていくと
目に入ったのか、口を閉じて顔を背けてしまった。
そして口元を隠すように
手で塞いでしまっている。
涼太「分かった。まだ麻酔はしないから、手は退けよう」
亜嵐「ん、手繋いどこうね」
Aの手を掴んで口元から離し
そのまま亜嵐君の手に繋いであげると
強張っていたAの顔が少しだけ緩んだ。
涼太「う〜ん、どうしようかね」
亜嵐「表面麻酔したら?」
涼太「表面麻酔だって。どう?そしたら出来そうかな?」
「痛くない...?」
覗き込む俺の顔を
うるんだ目でジッと見つめてくるA。
涼太「表面麻酔は塗るだけだからね。麻酔を打った時の痛みは和らぐよ。それだけ心配なら亜嵐君に頼んでみたら?」
「何を頼むの?」
涼太「‘細い針持って来て’って言ってみ」
こそっと教え込んだら
「亜嵐くん細い針探して」
って本当に言ってる(笑)
亜嵐君もしっかりお嬢様の要望に応えて持ってきてくれた。
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美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です三代目は臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオール担当です最高です (2019年3月11日 19時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みやあ(プロフ) - りなgさん» 双子ちゃんの絡み多めに書きますね^^笑 (2019年1月9日 20時) (レス) id: ebdab1c73a (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - Part4でもカワユイ双子ちゃんのお話が読めるのを楽しみにしてます(^^) (2019年1月6日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
みやあ(プロフ) - りすさん» コメントありがとうございます^^更新しましたのでぜひ^^ (2018年12月30日 21時) (レス) id: ebdab1c73a (このIDを非表示/違反報告)
りす - この小説大好きです!楽しみにしてます! (2018年12月28日 20時) (レス) id: bbf5ed0df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みやあ | 作成日時:2018年11月16日 15時