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Aside







待合室のソファーに座らされた。



何度来ても慣れることのないこの独特な匂い。




席を外した亜嵐君が次に現れた時には


なぜかその後ろに涼太君の姿が。




「えっなんで....涼太くんいるの?」



亜嵐「ほら、優しい先生こと涼太」



と言って、涼太君の肩に手を置いた亜嵐君。




涼太「なに、俺じゃ不満って?」



「そんなことはないよ」



てっきり亜嵐君が診てくれると思っていた。





もちろん涼太君が嫌っていう訳じゃなくて



涼太君は玲於の次に年の近いお兄ちゃんだし



涼太君にはお医者さんじゃなくて


お兄ちゃんのままでいて欲しいんだよね....





そんな想いは伝える間もなく



二人にぐいぐい押され、チェアーに座らされると




涼太「ちょっと、肩に力入れすぎだって」


って笑われたり



亜嵐「手握ってなくて大丈夫?」


「いいよそんなの」




いつまで子供扱いされるんだろう。






涼太「いつから痛かったの?」


「んー....昨日」



適当に返事してると



亜嵐「そう言うのいいから」



と、腕を取られて、しっぺをするフリをされた。



「したら怒るよ。....ん〜2,3週間前とか」




そうして本当のこと言ったら、今度は



亜嵐「なんでずっと黙ってんだよ」



と、また手が伸びてきた。(笑)




ていうかなんでお仕置きが


拳骨とかじゃなくてしっぺなんだろ(笑)






涼太「じゃぁ診ていくよ〜」


ハンカチを握らされて、チェアーがゆっくりと倒された。




涼太「痛いのここだよね........ん〜」



マスクを付けているせいか


くぐもった涼太くんの声が頭の上から聞こえる。

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美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です三代目は臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオール担当です最高です (2019年3月11日 19時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みやあ(プロフ) - りなgさん» 双子ちゃんの絡み多めに書きますね^^笑 (2019年1月9日 20時) (レス) id: ebdab1c73a (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - Part4でもカワユイ双子ちゃんのお話が読めるのを楽しみにしてます(^^) (2019年1月6日 23時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
みやあ(プロフ) - りすさん» コメントありがとうございます^^更新しましたのでぜひ^^ (2018年12月30日 21時) (レス) id: ebdab1c73a (このIDを非表示/違反報告)
りす - この小説大好きです!楽しみにしてます! (2018年12月28日 20時) (レス) id: bbf5ed0df5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みやあ | 作成日時:2018年11月16日 15時

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