検索窓
今日:12 hit、昨日:35 hit、合計:353,773 hit

ページ43

涼太side







涼太「直兄の足の下にタオル敷いてあげて」



清潔なタオルを亜嵐君に渡して



直兄の視線に入らないように


部屋の隅で準備を進める。





玲於とAには手を


亜嵐君には足を抑えてもらって



洗浄液の入った注射器を手にする。




涼太「少し沁みると思うけど暴れないでね」



注射器の先端を傷口に近づけ


ピストンをグッと前に押していく。




直人「ううぅ.....いっ..てぇ......」



双子「直人くん......」




亜嵐「唇噛んだら血出ちゃうよ。そんなに力入れないで」



これだけの水圧を掛けているんだ。



泣き叫ぶ程の痛みがあるはずなのに



双子の前だからなのか



うめき声を必死に押し殺している。




時折漏れてくる声が余計に苦しそう。






涼太「よし、もう充分かな。このまま消毒だけ済ませちゃうね。直兄もう少しだけ頑張ろうね」



あらかじめ消毒液に漬けていた


綿球をピンセットで取り出し



深い傷を避けて、その周りの小さな傷から順番に


ちょんちょんと傷口に当てがっていく。




直人「んん〜〜........」



亜嵐「直兄もうちょっとだよ〜。リラックスしててね」




亜嵐君がチラチラとこちらをうかがっては



直兄に声を掛け続けてくれている。




擦り切れた範囲が広くて


結構時間かけちゃったかな。




涼太「直兄お疲れ様。いっぱい我慢させちゃったね」



亜嵐「涼太ありがとう。俺片付けるから、ご飯お願いしていい...?」



涼太「そういえば途中だったね。じゃお願いしまーす」




直人「ありがとね。玲於とAも」





...............................................


※あまり消毒はせず治癒させる治療法が多いみたいですが
お話の都合上、消毒治療とさせて頂きました。

移行のおしらせ→←▼



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (104 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
482人がお気に入り
設定タグ:LDH , 病院 , EXILE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みやあ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます^^ (2018年12月30日 20時) (レス) id: ebdab1c73a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です (2018年12月30日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 三代目臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオールです最高です (2018年12月30日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みやあ(プロフ) - うぐいすさん» コメントありがとうございます。楽しみにしてて下さい! (2018年8月26日 21時) (レス) id: c04daf7d73 (このIDを非表示/違反報告)
うぐいす - 楽しく読ませていただきました!新しいお話も楽しみにしています! (2018年8月25日 20時) (レス) id: 57f1620501 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みやあ | 作成日時:2018年8月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。