Doctors-3JSB-GENE

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剛典side







剛典「今から虫歯のところを少しだけ削るね。麻酔してるから痛いことないと思うけど、もし痛かったり止めて欲しかったらすぐに手を上げて教えて」



あの、独特の音が部屋全体に響くし



なにより、こんなものを口に入れられるんだから


亜嵐からしたら、本当に怖いと思う。




直人「亜嵐は頑張るもんな〜」



直兄と目配せしたらそれからは順調だった。







亜嵐「んん....あ、っや...」



剛典「おっと、もう少しだけ頑張ろうね」




虫歯になっているところを慎重に削って


充填を詰める。




直兄は言わなくても削りカスや唾液を吸い取ってくれて


すごいこのコンビいいかも。




亜嵐「んんっ.....もう嫌っ」



剛典「長いこと続けちゃったね。少し休憩しようか」



直人「亜嵐が頑張ってくれたから早く帰れそうだよ」



剛典「でもまだ退院したばかりなんだからね〜大人しくしててよ」



直人「あ、そうだったね」




亜嵐の呼吸も落ち着いたところで治療を再開。




光を当てて固めたら形を整えるために慎重に削った。

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