Doctors-3JSB-GENE

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直人side






家に戻るよりもショッピングモールの方が近いみたいだったし



なにより双子ちゃんが



自分達のせいでお出掛けが....


なんてションボリしちゃって




ショッピングモールまで健二郎に運転してもらった。







直人「着いたよ〜もうしんどいことない？起き上がれる？」


「ん〜だっこぉ....」



目が開いていないのにお嬢は


両手を伸ばして、抱っこをせがんでいる。



直人「よしっ！直兄が抱っこしてあげよう」



仕事柄、双子には我慢をさせてしまっている部分がたくさんある。




せめて今日は思う存分甘えさせてあげよう。




健二郎「腰痛めるまで抱っこしないでよ」




そんなこと言って〜



健二郎の右手はしっかり玲於と繋がってる。




でもね、ほんとに腰痛くなってきちゃった。



他の子と比べちゃうとまだまだAは小さいのかもしれない。



でも抱き上げてみると


成長していることはしっかりと感じ取れて



駐車場からずっと抱っこしてた僕の腰はちょっと....




健二郎「Aこっちきて！亜嵐のプレゼントこんなんがええと思うんやけど...」



そんな俺の事情を知ってか知らずか


手招きする健二郎と玲於の方に「行っておいで」と背中を押すと



Aは元気に走って行った。

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