いつの間にか貞子になってたので無双する【呪術廻戦】

貞子ライフ04 ページ4

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突然マジで現れた貞子に五条は悲鳴を上げ、家入はマジかと笑い、夏油はピシリと固まった。


そこに現れた貞子は文字通りあの貞子であり、グリコのポーズでそこに立っていた。
貞子は、「ｴｯ、なんか見たような顔居る」と戸惑っている。



「え…まさか今の女子みたいな悲鳴、五条悟が…？」


「う、うるせえな！！ おい！ とっとと祓うぞ！！」


「えーっ！？ 待って待って待って！」



貞子聞いてないよ！！と貞子は叫んだ。


「ちょっと待って！！ 祓う前にまず貞子の機能性と利便性を知ってから祓うかどうか決めて！」


「いやそんな家電じゃあるまいし」


「ｼｬｧﾗｯﾌﾟ！！ ちょっとそこの前髪は黙ってなさい。まじ貞子有能だから。最新型だから！！」


「前髪って…」


「貞子面白いじゃん」



突然貞子のセルフ自己PRが始まる。


「えー、ではまず山村貞子の機能性についてご説明しますね」

「おい待てその台座とフリップどこから持ってきた？」


「貞子有能なんで」


「それで済ますな」


「貞子の機能性について大きく3つありまして」


「おい、無視すんなオイ！！」


「まず1つ目、古いタイプの貞子はビデオテープにのみ念写出来ませんでしたが、なんと！ 最新型の貞子はネットやその他家電製品にも念写すること可能となりました！ つまり呪いの動画や呪いのテレビ、呪いの炊飯ジャー、呪いのルンバ…」

「果てしなくいらないけど呪いのルンバはめちゃくちゃ気になる」


ズラリと出てくる家電製品。
呪いのルンバに夏油は食いついた。


「おっとそこの前髪お目が高い！」


「前髪やめようか。夏油傑だよ」


「この呪いのルンバは主人がなにか悪いことをすると永遠に作動して常に主人のそばに居ます」


「地味にやだな」


貞子はこのようにお客様の生の声もお聞きしておりますとフリップを変える。
「実際使ってるやついるのかよ」という五条のツッコミは聞かないふりをした。


『案外普通のルンバ』

『ちゃんと掃除してくれるしこの前空き巣を撃退してくれた』

『すみませんまじ大切に扱うんでもうやめてくださいお願いします』


「おい最後呪いかかってんぞ！！」


「地味に精神にきてるね」


「とまあこんな風にお役立ちグッズとしてお使い頂けます。続いて2つ目！！」

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