�� ページ10
「あ、安室さん…？」
トーンの下がった声を出した安室さんの後ろには何だかすごく黒いオーラが見える…気がした。
あれ？ 爽やかイケメン安室透はどこへ？
「(僕の恋人になる予定の)Aさんを泣かせた罪は重いですからね」
「あの、ごめんなさい。今括弧の中見えたんですけど、予定になってるんですね？ もうほとんど決定事項なんですね？？」
「え？ だってAさん、僕のような男がタイプですよね？」
「なんで知ってるんですか！？」
「いや今のはほんの冗談だったんですが…」
これは良いことを知れましたね、と安室さんは私の髪をひと房掬いとる。
その仕草だけで、心臓はバクバクだ。
「＿＿＿嬉しいな」
「っ…！」
安室さんはそう呟いて、そして嬉しそうに頬を緩ませた。
こんな安室さんの表情を見たのは初めてだ。いつもにこやかだけど、彼の笑顔はどこか完璧すぎていたから。
何だか、今のその笑顔は、本当に＿＿＿。
私は、ぎゅっと胸の辺りの服を掴む。
「……………くるしい」
「えっ、だ、大丈夫ですか？」
「…大丈夫、です」
忘れかけていたものが、溢れてくるような感覚。
ああ、これは、もう＿＿、
私が彼に落ちるのも、時間の問題かもしれない。
「本当に大丈夫ですか？」
「えと、後輩と彼氏のこと思い出して、苦しくなっただけですから…」
「ああ…。……Aさん」
「何ですか？」
「彼氏の鼻を明かしてやりたいと言ってましたが、その後輩にも、ざまあみろって言いたくないですか？」
「え、そりゃまあ…」
安室さんの言葉に頷くと、安室さんは口角を上げた。
先程とはまるで違う、悪い笑み。
えっ、何それかっこいい。
「僕に考えがあります」
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天音(プロフ) - あの、めっちゃ続きが気になります！安室さん大好きなんです！あの、めっちゃ有り得ない元カレ(？)と後輩をどうやってギャフンと言わすか気になります！もちろん、プライベートで忙しいかとは思いますが、ぜひ続きをお願いします！どうか、どうかお願いします！ (2022年7月17日 19時) (
レス) @page11 id: 36647ec52c (このIDを非表示/違反報告)
乃々華(プロフ) - 最っ高です！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！！ (2022年4月29日 15時) (レス) @page11 id: 89e1f65dd4 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 好き好き大好きです！！！！作者様のペースで全然構わないので、続きをお願いします！！ (2022年3月31日 19時) (レス) @page11 id: 110914cf9e (このIDを非表示/違反報告)
ゆる猫(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2022年3月27日 13時) (レス) @page10 id: b4dc82a248 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2021年7月2日 13時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨ノ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年4月30日 21時
