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「く、くどっ…！？ な、なまえ」
「ええ。Aさん、まさかその男と付き合ったままでいるつもりではないでしょう？」
「ま、まあ、そりゃもちろん…」
「なら、問題ないですよね！」
にっこりと満面の笑みを浮かべる安室さん。
その笑顔はめちゃくちゃ眩しい。眩しすぎるくらいだ。
安室さんが……私のことを好きで、私を口説く………？
正直に言おう。
私は安室さんのような男性がどちゃくそタイプである。
今の彼氏とは全くの正反対なタイプが、本当は好きなんだ。
まず見た目はもちろん合格。安室さん、本当に美形すぎる。いや私なんかが何様だよって話なんだけど。
物腰柔らかで気遣いが出来て、さりげなくフォローも入れる…。
女だからって見下すようなこともしないし、料理がすごく上手だし…。
それに、事件が起きた時に見せる真剣な表情とか、鋭くなる瞳とか、正直ギャップできゅんとした。
まさに理想的な男の人。
だけど好きにならなかったのは、彼氏が居たからだ。
彼氏と別れることを決めた今、彼に口説かれたら＿＿＿いや、どうかな。ちょっとこの件で恋愛は当分いいやって気分になってるしな。
ぐるぐるぐるぐる考えていると、ピコンとスマホが鳴った。
液晶画面に映っていたのは、彼氏からのメール。
震える指で、メッセージを押せば、出てきたのは＿＿＿。
『あの子はもう家に帰したから、帰ってきていいよ』
＿＿＿＿＿＿＿は？
頭が真っ白になった。いや、違う。怒りで真っ赤になった。
何をほざいてるんだ、こいつは。
あんな場面を目撃させておいて。
よくもまあのうのうとそんなことを宣うことが出来るな？
は？有り得なくね？誰が買えると思ってんの？
あー、そう。
私は理解した。
コイツは、私が許すと思っているんだ。
「…………安室さん」
「はい？」
「私にも、一応プライドってもんがあります。彼氏に浮気されたからって、ホイホイ他の男に尻尾を振る気はありません。例え相手が自分に好意を持っているとしても」
「…はい」
「けど、私は正直、"コイツ"の鼻を明かしてやりたい。その為には安室さん、貴方ほどの、男として"最上級"な男性が必要です」
「…ふっ、そうですね」
「だから＿＿＿、次の部屋が見つかるまでに、私を口説き落としてください」
「ええ、受けて立ちましょう」
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天音(プロフ) - あの、めっちゃ続きが気になります！安室さん大好きなんです！あの、めっちゃ有り得ない元カレ(？)と後輩をどうやってギャフンと言わすか気になります！もちろん、プライベートで忙しいかとは思いますが、ぜひ続きをお願いします！どうか、どうかお願いします！ (2022年7月17日 19時) (
レス) @page11 id: 36647ec52c (このIDを非表示/違反報告)
乃々華(プロフ) - 最っ高です！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！！ (2022年4月29日 15時) (レス) @page11 id: 89e1f65dd4 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 好き好き大好きです！！！！作者様のペースで全然構わないので、続きをお願いします！！ (2022年3月31日 19時) (レス) @page11 id: 110914cf9e (このIDを非表示/違反報告)
ゆる猫(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2022年3月27日 13時) (レス) @page10 id: b4dc82a248 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2021年7月2日 13時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨ノ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年4月30日 21時
