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「それで…何があったんですか？ ああ、もちろん、言いたくなったら言わなくても大丈夫ですから」
安室さんは、私がホットミルクを半分ほど飲んだところで、そう切り出した。
梓ちゃんもコナンくんも、うんうんと頷いてくれる。
だけど、ここまでしてもらったのに、言えませんなんてそれは失礼だろう。
「あの…私に同棲してる彼氏が居るのは知ってますよね？」
「ええ、まあ…」
梓ちゃんは頷きつつチラッと安室さんを見やる。…？ 安室さんが何かあるのかな？
まあ気にしても仕方ないと思いつつ、私は話を進める。
「さっき、彼氏が他の女と寝てたんですよね」
「はあ！？」
「えっ」
「……」
反応は様々だった。
梓ちゃんは大きな声を出し、コナンくんは驚いたように目を見開き、安室さんは逆に、目が据わっていた。
私はすっかり冷めてしまったホットミルクを持ったまま、話を続ける。
「しかも、会社の後輩だったんですよねー。どこで知り合ったんだか。しかも、同棲してる部屋でですよ？ 私も寝てたベッドですよ？ 私を見つけた時、彼氏、どういう反応したと思います？ 「あー、バレたか」みたいな顔したんですよ。意味分かんないですよねほんと、もう、死ねって感じ……なーんて、ははっ」
「Aちゃん…」
「Aさん…」
「もう8年ですよ？ 8年付き合ってて、3年くらい同棲してて、そろそろ結婚かなーって思うじゃないですか？
それなのにこれって。
もうほんと、最悪ですよね。まあ別に？ 気持ちは正直冷めてましたけど、だけど、もうこの年でまた恋愛して、結ばれて…って、無理じゃないですか。でも結婚はしたいし子供も欲しいし。
ああ、そういう気持ちでいたのがダメだったんですかね？ 向こうもそれ感じちゃったのかなー？ ははは、だとしたら私にも責任が」
「笑わないでください」
「安室さん…？」
静かにそういったのは、安室さんだった。
顔を上げて彼の顔を見れば、安室さんは眉を下げて、悲しそうな表情を浮かべている。
…どうして貴方がそんな顔をするの？
「無理に、笑わないでください。無理して、取り繕って…貴女の悪い癖ですよ。それに、どう考えても悪いのはその男の方ですし」
ね？ と安室さんは私の頭を撫でた。
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天音(プロフ) - あの、めっちゃ続きが気になります！安室さん大好きなんです！あの、めっちゃ有り得ない元カレ(？)と後輩をどうやってギャフンと言わすか気になります！もちろん、プライベートで忙しいかとは思いますが、ぜひ続きをお願いします！どうか、どうかお願いします！ (2022年7月17日 19時) (
レス) @page11 id: 36647ec52c (このIDを非表示/違反報告)
乃々華(プロフ) - 最っ高です！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！！ (2022年4月29日 15時) (レス) @page11 id: 89e1f65dd4 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 好き好き大好きです！！！！作者様のペースで全然構わないので、続きをお願いします！！ (2022年3月31日 19時) (レス) @page11 id: 110914cf9e (このIDを非表示/違反報告)
ゆる猫(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2022年3月27日 13時) (レス) @page10 id: b4dc82a248 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2021年7月2日 13時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨ノ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年4月30日 21時
