菊逢さんは幽霊隊士 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:1,592 hit

第1話突然の呼び出しページ3

翌日。

艶「カァ～カァ～A、直ちに産屋敷邸に行け～」
『え、なんで？』
艶「知るカァ～」
『…💢』

まぁ、いっか。とりあえず行こう。

『結、留守番お願い。』
結「はい！わかりました！ご心配なく！」(ちなみに、この時の結は無限列車直前の炭治郎ぐらいの強さです！心強い！)
『いい子にしててね。』
結「ちょっと！私は子供じゃないですよー！」
艶「いやあんた、13才でショ。子供じゃないノ。」
結「くっ…。」
『はいはい。艶夜、行くよ。』

直ちにと言われていたので、急いで隠を探すが、なぜか木の後ろに隠れていた。大きなメガネが特徴の、男の隠だ。(読者の皆様はもうお分かりですね？)

『えっと、では運んでもらっていいでしょうか？』
前「はい♡」

…うん、今のは聞かなかったことにしよう。

前「あ、そうだ。菊逢様の隊服、きついですよね？」
『…はい。』

さすが隠。すぐ気づくのか。

前「では、私が作って差し上げましょう。最近は少し暑いので、涼しいのをお作りいたしますよ。今日中にでも届けて差し上げます！」
『なら、お言葉に甘えて。』

その後、墓場の近くの街で、「昼間なのに墓場から少女の悲鳴と、『許せない！許せない！あの眼鏡野郎、呪ってやるぅー！』という謎の怒号が聞こえた」という話が有名になったそうです。

～その頃、産屋敷邸にて～

…

『まさかの柱合会議⁉』
産「ごめんね。突然呼び出して。Aには、万が一柱に空きが出てしまった時のために、もっとも有力な柱候補としてみんなに紹介しておきたいんだ。それと、鬼を連れた隊士の話は知っているかな？」
『はい。』
産「だから、その子の裁判にもでて欲しい。Aは、鬼への強い恨みが奥底にあるとはいえ、基本は論理で動くからね。Aの意見を聞かせて欲しいんだ。」
『はあ…。わかりました。』
産「ありがとう、A。じゃあ、私に名前を呼ばれたら出ておいで。」

そう言ってお館様は、表に出て行かれた。

［プチ作者ルーム］
スミマセン。ギャグ要素が強くなってしまいましたネ…。シリアスは戦闘の時にとっておきたいので、お許しください…。