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第14話 蝶屋敷 ページ19

はぁ。

ちょっと待って、展開が早い。早すぎる。ついてけない。
…いや、まてよ?
全くの偶然ということもあり得るんじゃないか?多分。

いろいろ謎が残るけれど、とりあえず鬼狩りに専念しなければ。

…とりあえず、そう信じて起き上がる。

『ん?ここどこ?』
炭「Aさん‼やっと起きてくれた!」
我「んー炭治郎うるさいよぉ…って、え!Aさん⁈遂に起きたぁー⁉」
嘴「おお!A子じゃねぇか!そろそろ戦え!」
禰「ムゥ⁉ムウムウ‼ムゥムウムンムン!ムゥムゥムゥムゥ💢」

…えっと、最後のは「Aったら遅いよー‼心配したんだからね⁈」って意味でいいかな…?

『えっえっと、みんな待っててくれたの?嬉しい…。』
我「あったりまえじゃないですかぁ⁈俺たち、みんなAさんが起きるの待ってたんですからね⁈って、はぁ〜やっぱAさん美人すぎ…目の保養だぁ…寝顔も天使だったけど、久々に見つめてくれるなんて…女神だぁ…。」

…うん、君も相変わらず変態で安心したよ。いや、安心していいのか?

神「ちょっと‼善逸さんうるさいですよ!いい加減にしt…え⁉Aさん⁈やっと起きたんですか⁈心配してたんですからね⁈」

おっ、禰豆子とほぼ同じこと言ってるー。(推測)

胡「全く、何の騒ぎでしょうか…えっAさん!起きていたんですね!はぁ、心配してたんですから…。」

ねぇーこのくだりそろそろ飽きてきたんだけど。

艶「A!みんなはアンタのこと本気で心配してたのヨ⁈(ワタシ含めてネ…)あとみんなバラバラに入ってきたんだから、同じ台詞が繰り返されるのは当たり前でショ!」

そして艶夜は心を読む能力を身につけてるな。成長して嬉しいよ。←Aが年下

『心配かけてすみません…。ってあれ?煉獄さんは?』

みんなの顔が途端に曇った。私は全てを察した。

『…私の家の前に、石が一つ増えるということでいいですか?』
胡「…まぁ、そういうことです。あっでも…皮肉に聞こえるかもしれませんが…いいことはありましたよ。大変、不謹慎ですが…。」
『何ですか?』
胡「…Aさん、妖柱就任、おめでとうございます。」

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作者名:鏡の狐 | 作成日時:2023年4月5日 16時

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