第13話 もう嫌だ ページ16
目を覚ます。
誰か、どっかに運んでくれたのかな。
それにしては、寝心地が悪いな。
「俺は君が嫌いだ!」
なんか、喧嘩してるな。
「鬼になれ杏寿郎!鬼になると言え!」
あとなんか、鬼と思しき声が聞こえるな。
…?
『っっっうわぁ⁈』
炭「あっAさん!起きたんですか!助けてください!れ、煉獄さんが…。」
『わかった。それで、私の体が妙に重いのはなんで?』
艶「A、それなのヨ!この石頭、解毒剤と間違えて高濃度の藤の毒をアンタに飲ませたのヨ!大体、禰豆子が解毒してたでしょうガ!」
炭「すっすみません!俺、知らなくて…。そ、それで…。」
『…チッ。しょーがない。一応加勢はする。』
「‼」
鬼は、私を見た途端に走り去って行った。その後ろを炭治郎が喚き散らしながら追いかけていく。
どうなってるんだ一体。
…‼
今気づいたことがある。夢の中の、あの包丁…それに、列車の鬼の、『あの方の読み通り』という発言…しかも、さっきの鬼の態度。私を傷つけまいとするようだった。
…私の幼少期は、宿敵によって、すべて仕組まれていたのだとすると?
辻褄が合う。
考えたくなかった。考えたくなかった。気づかなければよかった。
…私は、また気を失った。
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作者名:鏡の狐 | 作成日時:2023年4月5日 16時