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謙「完全な受け身」

慧「今まで付き合った彼女から全員に告られたでしょ」

美「・・・まぁ、そうだけど」


でも俺、今回は前とは違うし・・・。
実際、何回も「告白」してる。


美「・・・、」

佑「どうした急に難しい顔して」

美「いや、」

怜「大丈夫だよ、美勇人くん」

翔「どうした急に」

怜「BBQのときさ何気みんなでAのこと煽ったでしょ?その時のAの顔はガチだったから大丈夫」

謙「ふふ、真っ赤で可愛かったよね」

佑「あぁ(笑)」


「押して押して押しまくったんだからさ、あとはこっちにバウンドしてくるの待つだけだよね?」とさなぴーに言われると、顕嵐に「一応言っとくけど、待ってるうちに老いぼれないといいね」と嬉しくない小言を言うので俺は恥ずかしくて「うるせーなっ」と顔を逸らした。100年先でも待つって決めたし!


昼飯を食べ終わると「じゃあ、俺今日は帰らないんで!」と謙ちゃんが立ち上がってお皿を片すから、すかさず萩ちゃんが「やっすー、どこ行くの?」と問いかけると謙ちゃんは嬉しそうに「篠崎家と安井家でお食事会」と口にした。


翔「マジか!」

謙「まぁ、付き合ってた頃にはもう挨拶行ってたしハルちゃんパパとは飲みにも行ってるし正月も挨拶しに行ったんだけどね、両家では初めて」

佑「順調そうだね」

謙「ハルちゃんの家族俺のこと大好きだからね?自分が怖いくらいだよ」

慧「すぐ取り入るからね、やっすー」

翔「そのコミュ力が活かされてよかったよ」

怜「ねー謙ちゃん、結婚式いつするの?」

顕「てか入籍は?」


末っ子どもの質問に謙ちゃんは首を傾げると、「入籍は俺とハルちゃんの真ん中バースデーの6月が良いんだけどハルちゃんは入籍も結婚式も俺の誕生日がいいって言うんだよねー・・・全部俺の誕生日でいいのかな?」と呟くとさなぴーが「それ入籍がハルカの誕生日で良くない?」と聞き返した。


謙「確かに」

慧「やっすーの誕生日雨降りそうだな」

謙「おい」

怜「結婚式大雨だったりして(笑)」


お前らマジやめろよ〜・・・と困った顔をした謙ちゃんは「マジでそうなりそうなんだけど!てるてる坊主死ぬほど作るわ!」と真剣に言うから思わず笑ってしまった。

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設定タグ:森田美勇人 , 7ORDER , 愛美   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:愛美 | 作成日時:2020年9月20日 2時

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