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風「顔も身体も最高でした(笑)」
健「あはは(笑)」
樹「どうしようもねえなお前(笑)」
大「来週同じ質問しても同じ答え返ってくるよな」
風「良すぎて来週もお願いしちゃった♡」
楽しんだ記憶を思い出した風磨はケラケラ笑って「いや〜仕事辛くても頑張れちゃうよな」と口にするから、こいつはもうしばらくその調子なんだろうな。と呆れたように笑えば、「はい、俺は終わり。つまんないでしょ」と次を求めてくる。
謙「よし、美勇人いけ」
美「え〜」
健「なになに?」
風「お前に懐いてるAとついにだそうで」
俺がそういうと先生は「お!」と俺に顔を向けてきては「やっとじゃん?」と声を上げた。・・・あなたまで「やっと」って言うのか。
健「正直、あなたのこと相談されたの年明けだけどね」
美「え!?」
健「だから意外と長かったなって」
美「年明け?」
Aは年明けにはもう・・・俺のこと考えててくれたってこと?「まじすか、先生」と俺が問いかければ彼は「先生ってやめない?」と笑った。
健「健人でいいよ」
美「あぁ、」
健「俺も美勇人でいくから」
美「うん、はい」
で?と話を急かす俺に「これ、Aには内緒ね?」と健人はウインクして指を立てると「好きでいていいか迷ってたけど、みゅうさんと暮らせないと思ったらすごく寂しくてどうしようもなくなったんだと。みゅうさんを好きでいていいのかな?って。ま、もうとっくに恋してたのにね」と彼は俺に伝えてくれると、両隣に座ったモロと樹が「「ヒュー!」」と俺の肩を揺らしてくる。・・・ガヤが多いな、今日は。
笑みを抑えられない俺は頬の緩みを隠すようにグラスに口を付けると「毎日一緒に居たんだって?」と健人がまた俺に目を向けてきた。
美「まぁそういう約束だったし」
・・・毎日一緒にいるって。
謙「カッコイイじゃん、みゅうさん」
翔「みゅうさんすっかり男前になっちゃって」
大「・・・みゅうさん」
美「やめろ(笑)」
健「Aは結構美勇人にいい影響受けてるっていうか」
主治医の立場からするとすごい有難かったよ、と彼は微笑むと「ありがとう」と俺を見つめてきた。
美「いや、こちらこそ」
佑「すっかり自分のもの扱いだな」
美「いやいいでしょ、俺の恋人ちゃんなんだから」
大「・・・恋人ちゃん」
樹「恋人ちゃん?」
翔「うん、恋人ちゃん」
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作者名:愛美 | 作成日時:2020年9月20日 2時