SnowManの疫病神。【男主】#6

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深澤「そう言えばおふたりはどうしてあそこに？」







辰くんが滝沢くんが出ていったあと

母さんと遥永に話かける。






あぁ、そう言えばなんであそこに居たんだろう。








栞「今日夫がストリートダンスをしてたビルの裏の病院で 出張ミーティングがあるみたいで。忘れ物しちゃったって連絡が来たので病院に向かってたんです笑 それでちょうど終わった頃帰ろうとしたら知ってる曲が」









少し照れくさそうに笑った母さん。

泣き疲れて眠っている遥永ちゃんの

頭を撫でながら そう話してくれた。









それにしても

"知ってる曲"って

めっちゃ嬉しい。笑








ちゃんと 見ててくれてるって

言ってくれてるようだった。









「ありがとう母さん」

栞「なにが？？」

全員『？』

「全部」









結構ざっくりだけど

本当に全部感謝してるから。








佐久間「今までで見たことない笑顔なんだけど」

「え？」









佐久間くんがすごい真顔で

俺の顔を見つめながらそう言うから

え？って思い みんなを見ると

みんなも佐久間くんと同じように

よく分からない表情を見せる。









翔太「なんか、すごい優しい笑顔っていうか」

深澤「優しい笑顔はよく見るけど、それ以上っていうか…」









なんて二人がボソボソ言い始める。

「優しい笑顔……ぁ、もしかして」







そう言って 母さんを見る。

母さんは頭に？を浮かべてるけど









「母さんがよく見せる笑顔？」







俺がそう聞くと

皆が ぱっと表情を変える。







全員『そう！！！』









母さんの笑顔は優しくて

惹き込まれる。







前、母さんたちの家に行った時

聞こうとしたけど、やめたこと。







どうやったら その笑顔を

引き出せるのか。







でも 俺今…

引き出せてたのかな。









「ふへへ、良かった」









心の底からその笑顔を引き出せたことに

嬉しくて

つい口に出してしまった。









みんなは よく分からないって感じの

表情を見せるけど気にしない。笑









ガラッ









運転手さん側のドアが開いて

マネージャーが入ってくる。









「帰りますか？」





いつもよりテンション高めの声で

話しかける








マネ「え？ああ、うん。どしたの？テンション高めだね」

「お疲れ様です！お願いします」





なんでテンション高めになったのかはみんなには
言わずに、良い気分で車に揺られた。

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