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深澤「ごめん、、グス」

「…辰くん、もう体調は大丈夫?」

深澤「うん、大丈夫、」




泣いてる辰くんを落ち着かせるように
ゆっくり 穏やかに話しかける。





「じゃぁ、もう絶対に無理しちゃダメだよ?」

深澤「うん、分かった、」

「よーし。…あ、俺阿部ちゃんのところにも行かないといけない。」

舘「そっか。行ってきな」

「うん行ってくる〜」




そう言って椅子から立ち上がった次の俺の行動は
辰くんによって 拒まれる。




「辰くん?」

深澤「…行くの?」





そっか。退行してるから 簡単には行けないか、、
また泣きそうになる辰くんに もう一度椅子に座って
話しかける。





「すぐ戻るから。顔出しに行くだけ」

深澤「…」






"少し"退行気味って言ってた舘さん。
少しの意味が さっきは分からなかったけど
今わかった。





退行してはいるけど
自我はあるみたい。





「大丈夫。すぐだよ」

深澤「…わかった、、」





ぐずるけど、話はわかってくれる。
多分、また我慢してるだけなんだろうけど…





辰くんがまた泣かないうちに
足早に阿部ちゃんの元へ向かった。





コンコン

ドアをノックすると
すぐに開いたドア。



中からは元気な佐久間くんが出てくる。
奥には寝ている阿部ちゃんと横に座ってる照にい。



「…佐久間くんもう大丈夫なの?」

佐久間「うん!大丈夫だよ〜〜。」




そう言うとすぐに阿部ちゃんの元へ戻った佐久間くん。




きっと 佐久間くんも 元気だけれども自分のことを責めてる気がした。


照「A、久しぶりだな」

「うん、久しぶり。」



全員が同じ反応をして
全員が俺に同じ言葉をくれる。



だから一発目は絶対に 久しぶり っていう言葉。




「阿部ちゃ〜ん。お見舞い買ってきたから冷蔵庫入れとくね〜。」


眠っている阿部ちゃんを起こさないように
小声で話す。





照「…A、大丈夫なの?」

「うん、もう大丈夫になってきた。」





照にい には多分嘘をついたところで
すぐにバレるから正直に淡々と話す。





照「そっか。あ、ふっかのところ行った?」

「行った行った。だからすぐ戻らないとぐずる笑」

照「大変だろ?笑」

「うん笑 まぁ可愛くていいけど笑」





静かだなーっておもって
佐久間くんの方を見ると
いつの間にか阿部ちゃんに寄りかかって眠っていた。




近くに置いてあったブランケットを佐久間くんにかけて阿部ちゃんには申し訳ないけど辰くんの元へ戻った。

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RIN29111397(プロフ) - このお話大好きなので頑張ってください (2020年5月16日 12時) (レス) id: 07a6ed2f8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月15日 11時

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