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「特には。…けど 強いて言うなら、"元に戻った"って感じかな」







もう 考えてることが変わった とか

俺は変わる とか



そんなことは 絶対に言わない。







変わったと思ってたけど

変わってないから。





今まで何一つ

何も変わったことは無い。






だから今の俺に

近い言葉は

元に戻った だと思った。






疫病神って言葉に

絶望してる前の俺に 戻った俺。







でもさっき栞さんと話して

スッキリさせて、

少しだけだけど

メンバーや友達

みんなに支えられて 充実した日々を送ってる

つい最近の俺に 戻った。







矛盾はしてるけれど

戻ったから 。







俺がそう言うと めめと翔太くんは

頭に ? を浮かべてる。





「あ…、俺辰くんのところ行ってくる」

目黒「ああ、わかった」

翔太「俺らも後から行くから〜」

「了解ー」








ラウと翔太くんとめめとわかれて

俺は 同じ病棟の辰くんの部屋に向かった。






ガラガラ


「ぁ、」

深澤「A!!??」





辰くんの部屋に入ると

次は舘さんがいた。








舘「久しぶりだね」

「うん、久しぶり。これ、お見舞い。冷蔵庫入れとくね辰くん。」

深澤「へ、?あ、うん!」

舘「驚かないんだ?」

「え?」

舘「Aがここに来たの、あの日以来だよね?ふっかが起きてて驚かなかった?」








あの時 辰くんが起きたことは知ってたけど

戻らなかった。

そのあとは1度も顔を出してないし…







「…知ってたから。俺が出ていったあと みんなの辰くんを呼ぶ声が聞こえてた。」

舘「そうだったんだ」

深澤「A、、」





辰くんが俺の顔を 不安そうな目で見る。

だから 辰くんの傍にある椅子に座って

辰くんの揺れている目を見た。







「辰くん、ごめんね 来れなくて。」

深澤「ううん、、」

「辰くん、ダメじゃん。無理しちゃ」

深澤「うん、、でも、おれっ」





話してる途中で
突然泣き始めてしまった辰くん。


そんな辰くんに少し違和感を感じる。





「辰くん?」

深澤「ごめんなさ、グス」

舘「あ、言い忘れてた。」




突然舘さんがそう言い出すから

舘さんの方に振り向くと



少し参ったような表情をして口を開いた。







舘「ふっか、少しなんだけど 退行気味なんだよね、」

「…。辰くん、、」








ずっと肩を震わせて泣いてる辰くん。

退行するくらい 一人で苦しんでたの?

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RIN29111397(プロフ) - このお話大好きなので頑張ってください (2020年5月16日 12時) (レス) id: 07a6ed2f8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月15日 11時

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