SnowManの疫病神。【男主】 #5 (ページ50)

今日:22 hit、昨日:25 hit、合計:202,442 hit

_ ページ50

次の更新で移行になります！

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「…っ、」

深澤「A、休憩は～？」

やっぱりこの時間はこうなる。

休憩時間すら勿体なくて

辰くんたちに声をかけられても

大丈夫って答えるだけ。

腹筋、背筋、腕立て伏せ。

全部ぶっ通しでやったあと

マットの方を見ると

佐久間くんに目の前に立たれる。

それでいつもの決まり事。

"もう少し、待とう。"

「佐久間くん、わかってr」

佐久間「やってみる？」

「…え？」

いつもだったら "もう少し待とう"って言われて

止められるだけ。

でも今日は佐久間くんが

やってみる？って話を進めてくれた。

RIDE ON TIME が入ってるから？

いや、佐久間くんはそんな人じゃない。

佐久間「もう、出来るかもって思って」

俺の補助付きでもいいなら。

って言ってマットの方に歩いていった。

「…やる！！」

アクロバットに挑戦できることが嬉しくて

佐久間くんの元へ走った。

佐久間「よし、行くよー。」

あの時と同じ。

初めてアクロバットを教えてもらった時と。

佐久間くんのこの掛け声が。

佐久間「せ～…のっ」

ﾋｭｯ

佐久間くんの少し溜めた掛け声を合図に

俺は後ろに飛んでみる。

ｽﾄﾝｯ

「……」

佐久間くんの補助付きだけど

しっかり飛べたし着地をした。

「佐久間くn」

佐久間「ダメ、慎重に」

出来るんじゃないかなって思って

佐久間くんに許可を取ろうとしたら

そんなこと読み取られてて言い終える前に

止められる。

出来るのに…

そんなことを思ったけれど

俺の中で1つの違和感。

1回後ろに飛んだだけで

息が上がっている。

前は何度も飛んでも踊りながら歌うことが出来た。

佐久間「少し体力戻そうか」

佐久間くんもそれに気付いてて

俺は素直に頷いた。

照「走る？」

照にいに後ろから

走るポーズを取られる。

「うん、走る」

照にいの誘いを素直に受け取って

俺は毎日照にいと走ることにした。