_ ページ41
記憶は 徐々に思い出して あと少しって言うところだろうか。
9人のことと自分の仕事のことは全く思い出せなくて
正直 これを一番最初に思い出したかったっていう気持ちが焦りにつながっていた。
記憶を思い出すだけの日々じゃ危険
そう村田さんに言われて 俺はリハビリも始めた。
佐久間「A〜!来たよ〜」
俺が歩けるようになるように
リハビリをしている所に
佐久間くんと阿部ちゃんが来てくれた。
「…佐久間くん毎日来るね」
他のメンバーは仕事でだったり
リハビリの時間には来れないことが多いけど
佐久間くんは絶対にリハビリの時に足を運んでくれる。
嬉しいんだけど、
なんでだろうって。
佐久間「俺はずっと、Aのそばにいるよ。だって」
"俺と佐久間くんは 先生と生徒"
A 佐久間「先生と生徒。/だもん」
佐久間「…え、?」
阿部「A?」
2人は驚いている。
いや、俺も驚いてるよ。
なんか、その言葉だけが
頭に浮かんだんだ。
俺が 以前に
何かのインタビューで答えた言葉。
なんとなくだけど
俺のやってた仕事内容も思い出して
ジャニーズの八葉Aを思い出した。
それなのになんで俺は
「なんで、思い出せないんだろ、、」
俺がこんなこと言ったら
困るのは二人なのに。
分かってるのに なんで
言ってしまったんだろうか。
阿部「ゆっくり、ゆっくりでいいんだよ。」
阿部ちゃんが俺を優しく抱きしめて
涙を堪えてるのか 震えた声で俺にそう言ってくれる。
佐久間「俺たちは気長に待ってるから笑」
佐久間くんはいつもの佐久間くんで
俺と阿部ちゃんも元気にしてくれた。
.
.
そのあと俺は
リハビリを続けて 生活に支障はない程度に
歩けるようにまでは復活した。
619人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RIN29111397(プロフ) - このお話大好きなので頑張ってください (2020年5月16日 12時) (レス) id: 07a6ed2f8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:碧 | 作成日時:2020年5月15日 11時