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辰くん、

俺の思ってること

全部話すから受け止めて。





「SnowMan守るなら起きて、俺を追い出して」




翔太「…おい、」


「早く追い出さないとみんなが苦しむ。みんないなくなっちゃう。SnowMan、無くなっちゃうよ…」


照「A。」





ごめん、今俺は

聞く耳を持ってない。




置いてきちゃった、どこかに。






だから、何を言われても今の俺にはダメだ。









「辰くん、、、」




メンバー全員が

辰くんに声をかけてた。





ほどほどにね。

休めよ?

寝れてる?





なんで聞かなかったの?

なんで辰くんが責任を負ってるの?




辰くんじゃないよ。

俺だよ、その立場




「勝手に俺の責任奪い取らないでよ」




なんで辰くんが責任おわなきゃ行けないんだよ


あのとき守れなかった


逆に守られてしまった俺が




疫病神の俺が おわなきゃいけないことなんだよ。








「辰くん、俺さ。…変われそうにないや」


全員『っ!!!』






今、辰くんが守ろうとしてるのは

俺の事。






変わる って言って

変わろうとしてた俺を見て

辰くんは俺を守るって言ってくれた。





ラウに毎日のように会いに行ってたのは

ラウが心配だったから。

それと

俺を守るためでしょ?




俺が責任をおわないように。

俺が俺自身を責めないように。





「変われない、もう手遅れだった」

そんなことに気付いても

前を向こうって思えない俺は

手遅れだよ。




もう一生多分変われない。







疫病神って言葉が

頭から離れないんだもん。




すぐに呼吸は荒くなるし

幻聴は聞こえるし

弱い俺なんかが

変われるわけなかった。






「辰くんのその優しさが、みんなを苦しめてる。」








我ながらに酷い言葉。

辰くんのせいじゃないのに

辰くんの優しさを責めてしまった。






「…もういっそ。姉貴みたいに全部忘れたい」









それだけ言って 俺は
病室から出ていった。




誰も追いかけては来なくて

俺はゆっくり 廊下を歩く。





ほんの少しだけ離れたところで

立ち止まると 翔太くんやめめの

辰くんの名前を呼ぶ声が聞こえる。




起きた…?

起きたのかな。





けど俺には こんな話をしたあとだから

顔を合わせづらくて

病室には戻らなかった。

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RIN29111397(プロフ) - このお話大好きなので頑張ってください (2020年5月16日 12時) (レス) id: 07a6ed2f8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月15日 11時

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