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ガタンッ



みんなで今日のことやこれからのことを話してると

突然隣から鈍い音がする。






隣って、、、









深澤「ラウ!?」

翔太「行こう」






みんなで隣の部屋に行くと

ベッドにはラウールは居なかった。





舘「ラウール?」

ラウール「みんなっ!!」





声がしたのはベッド脇。

こっちからはタヒ角になってて見えなかったけど






目黒「ベッドから落ちたの?」







何故か意識を戻したことよりも

そっちが言葉に出てきてしまった。





ラウール「みんなの声は聞こえてたんだよ!!けどまぶた重すぎて開かなかったの!Aは?!」



焦ったように 喋るラウール。


照「とりあえず、まだ意識戻したばっかでしょ?歩けるわけない。お医者さん呼ぶからちょっとまってて」





岩本くんはそう言って
直ぐに お医者さんを呼びにいった。





先生「傷元はだいぶ治ってきてますね。ですがまだ安静にしててください。ずっと歩いていなかったので足には前のようにすぐに歩けるようにはなりません。リハビリなどをして元通りにしていきましょう」


それだけ言って、俺達には頭を下げ

病室から出ていった。





看護師さんが車椅子を持ってきてくれて
行動する時は 利用してください、って。






ラウール「Aは?」

さっきからずっとこれ。







深澤「少しは自分の心配しなさい」



そしてさっきからふっかさんもずっとこれ。






照「ん〜……じゃぁ、行く?」


それでもずっとAの名前を出すから
岩本くんたちが折れた。





隣の病室に移ると
ラウールはすぐにAの元へ車椅子を動かした。





ラウール「ねぇA、訛っちゃうんでしょ?俺がいないと。笑」







ラウールは

泣いちゃうんじゃないかって心配してたけど

そんなこと無かった。




いつも通りのラウールで

いつも通り、Aをからかっていた。





ラウール「顔にこんな傷あるのにかっこいいって何?天才なの?」


なんて笑ってるラウール。





ラウール「…佐久間くん、大丈夫だよ。」

佐久間「え?」




Aに話しかけていたラウールは
Aを見ながら突然佐久間くんに話しかけた。








ラウール「言ったじゃん。聞こえてはいたって。…佐久間くん、俺に Aが踊れなくなるって話してくれてたじゃん。」


佐久間「…あぁ」




俺の知らないこと。

多分みんなも知らなかった。





知らないところで佐久間くんは

苦しんでたんだね

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RIN29111397(プロフ) - このお話大好きなので頑張ってください (2020年5月16日 12時) (レス) id: 07a6ed2f8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月15日 11時

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