あなたが変わっても、わたしは変わらない【AM】② (ページ34)

今日:16 hit、昨日:1 hit、合計:16,789 hit

★74. ページ34

Aside

菜月「A、今週の金曜日の夜空けといてね」

「今週の金曜日の夜…偶然にも予定がない」

菜月「ならいいじゃん。あ、綺麗な格好して来いよ」

「はーい」

・

綺麗な格好？

って、どんな格好？

そもそも、最近新しい服とか買ってないんだよね

買いに行こうかな

でも、いつ行く？

そんなこと考えながら飾りつけを終わらせていく

・

玲子「ただいま戻りましたー」

紗羅「疲れた。もう帰りたいっ」

「なんだ、何かあったのか」

玲子「紗羅ちゃんは真っ当な職務をしていたつもりなんだけど、厄介なお客さんに絡まれちゃって」

「玲子さん、助けてあげなかったんですか？」

玲子「アナタジャナイ！ボクハキミトハナシタインダ！って、片言で言われて」

「要は日本語上手い外人に絡まれたってことですね。紗羅ちゃん、お疲れ様」

紗羅「…翔くんに会いたい」

・

あたしだって、雅紀に会いたいよ

よしっ、これで飾りつけ終わり！

「玲子さん、飾りつけ終わりました」

玲子「ご苦労様。あとはこっちでやっておくわ。今日はここで上がって」

「いいんですか？」

玲子「いいの。お疲れ様ー」

「お先に失礼します」