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『！？』
椿さんの肩からひょこっと顔を出すぬいぐるみ
あれ、待って。このぬいぐるみどこかで...
「あッれェ〜？君確か城田真昼と朝話してた奴じゃーん？」
『あ！やっぱりあの時のぬいぐるみ！』
え、でもなんで真昼が持ってたはずのぬいぐるみが椿さんのところに？
どういうことだ
「...あぁ、実はこのぬいぐるみ僕のものだったんだ。城田真昼が拾ってくれてたみたいだから返してもらったんだよ」
『そうだったんですか...』
「Aって城田真昼の友達だったんだね。確かに制服が同じ学校のだ」
『椿さんは真昼とどのような関係で？』
椿さんは黙る。
これ聞いちゃ駄目だったのかな...？
「うーん...只の知り合いだよ」
知り合い、かぁ
「ちょッとォボクを無視しないでよねェ！」
『あ、すみません。ぬいぐるみさん！』
「ぬいぐるみって言うなァ！」
するとぬいぐるみは一瞬で人の姿になった。
思わず目を見開く。
え、え、どうなってるの？
「ボクはベルキアだよ！！」
『ベルキアさん？』
椿さんとベルキアさんを交互に見つめる。
二人は首を傾げた。
"椿"..."ベルキア"...
『...お揃い』
「え？」
どちらも花の名前だ。
『二人共綺麗な名前ですね』
そう言って微笑むと二人は顔を見合わせる。
「き、綺麗？ボクたちがァ？」
『はい、凄く』
「Aは嬉しいことを言ってくれるね。言われたのは初めてだよ」
「ふんッ別にボクは嬉しくもなんともないケドネ！」
椿さんはいつものあの優しい顔で笑い、
ベルキアさんは照れているのか少し顔が赤くなっていた。
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伊奈世 - 凄くいい話だー！！ 他のお話も見てみようかな？ (2018年10月10日 18時) (
レス) id: 866dcf4e71 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ - 面白かったです!!もし良ければ続編をよみたいです…( (2016年11月6日 21時) (レス) id: 39bc972b6e (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - まるりさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！続編は今どうしようか考えているところです(^-^)次作も読んでくれているなんて凄く嬉しいです；；ありがとうございます！ (2016年10月12日 23時) (レス) id: f03907babf (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - 夏樹まいさん» ありがとうございます！次作の方も頑張って更新したいと思いますヽ(；▽；)ノ (2016年10月12日 23時) (レス) id: f03907babf (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - ＾−＾さん» 読んでくれてありがとうございました！ (2016年10月12日 23時) (レス) id: f03907babf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉
| 作成日時：2016年9月18日 22時
