Archangels Ⅶ-ⅰ-Royal Blue Blood-【ハリーポッター】 (ページ33)

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ｾﾞﾉ「そう。そういうことだ。それが"死の秘宝"だよ」

ハ「…すみません。まだよく分からないんですが…」

するとゼノフィリウスは戸惑いながらも何か書くものを探し始めた

私たちも彼の後に続き、後ろから覗き込んだ

ｾﾞﾉ「ちょっと書いてみよう…」

そう言ってまず最初に縦に1本の線を書いた

ｾﾞﾉ「"ニワトコの杖"。どの杖よりも強い力を持つ」

続けて縦線の下半分を直径とした円を書く

ｾﾞﾉ「"蘇りの石"」

最後にそれらを囲うように三角形を書いた

ｾﾞﾉ「そして…"透明マント"。この三つを合わせて"死の秘宝"。集めれば"死を制する者"となれる」

私はふと疑問に思った事を尋ねた

『ゴドリックの谷のお墓にも、同じ印が…。あの…ラブグッドさん、ペベレル家と"死の秘宝"は関係があるのでしょうか?』

ｾﾞﾉ「あ…あぁ…イグノタスと…ちょっと失礼…カドマス、アンチオクの三兄弟が"死の秘宝"の最初の持ち主で…物語のモデルなのだ…」

おどけた様子で歩き回り、徐にティーポットを手に取った

ｾﾞﾉ「あぁ…お茶が冷めてしまったね。…すぐ戻る」

そう言ってキッチンへと降りていった

ﾛﾝ「早いとこ帰ろう。ガーディルートのお茶なんてゲェだよ」

私も嫌な予感がして早く帰るのが賢明だと思った