Archangels Ⅶ-ⅰ-Royal Blue Blood-【ハリーポッター】 (ページ4)

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ﾏｯﾄﾞ「ポリジュース薬(変身薬)を飲んだことのない者に言っとく。こいつは、ゴブリンの小便のような味だ」

ﾌﾚ「ゴブリンの小便飲んだことあんの?」

フレッドの冗談にマッドアイは睨む

ﾌﾚ「…場を和ませるのに言っただけ」

マッドアイからボトルを受け取ったフレッドから一口ずつ口に含む

ジョージ、マンダンガス、フラー、ロン、ハーマイオニーの順に飲む

私は徐々にハリーの姿に変わる皆の様子をハリーと一緒に見つめていた

ハ「Aは?…まさか警護役じゃないよね?」

『違うわ。私は運ぶのよ』

心配するハリーにそう教えるが、彼は意味を理解していないように首を傾げているので私はもっと分かりやすく説明した

『変身"術"でね』

ハ「えっ?!」

私は想像通りの驚く反応に小さく笑みをこぼした

そうこうしている間にポリジュース薬(変身薬)を飲んだ6人は完全にハリーの姿に成り代わっていた

ﾌﾚｼﾞｮ「「わぁーお!俺たちそっくりだぜ!」」

ﾏｯﾄﾞ「いや、まだだ!」

そう言って風呂敷から同じ洋服を7人分出した

ﾏｯﾄﾞ「行動は2人1組で。どのポッターにも護衛が付く。マンダンガスはわしと一緒だ。目を離せんからな」

本人を含むハリーたちはマッドアイの説明を聞きながら着替えを進める

ﾏｯﾄﾞ「Aはセストラルで。頼んだぞ」

『はい』

私はハーマイオニーとキングズリーをセストラルの姿で運ぶ予定になっている

ﾏｯﾄﾞ「で、ハリーは?」

その言葉に7人のハリーが振り向き返事をした

ﾏｯﾄﾞ「…本物のハリーだ!どれがそうだ!?」

ハ「僕です」

ﾏｯﾄﾞ「ハグリッドと組め」

ﾊｸﾞ「16年前、お前さんを連れてきた時にはポートラックルぐらい小さかった。こっから連れ出すのも俺の役目っちゅうこった」

ﾏｯﾄﾞ「浸るのはそれぐらいにしろ。行くぞ!」