Archangels Ⅶ-ⅰ-Royal Blue Blood-【ハリーポッター】 (ページ30)

今日:29 hit、昨日:56 hit、合計:52,972 hit

311 ページ30

私とハーマイオニーはハリーとロンにある提案をしようとテントの中に入ろうとすると、中から火が燃え上がる音が聞こえた

ﾊｰ「何をやってるの?!」

ハ、ﾛﾝ「「何も!」」

焦ったように2人が応えた

ハリーは急いで杖を隠したので、ロンが人さらいか誰かからとったものだろうと予想が着いた

ひとまずハリーの杖は確保出来たようでよかった

『…話があるの』

ﾛﾝ「うん、何?」

私とハーマイオニーは顔を見合わせて、口を開いた

ﾊｰ「Aと話したんだけど…ゼノフィリウス・ラブグッドに会いたいの」

ハ「なんだって?」

『これ見て』

そう言って私は"ダンブルドアの真っ白な人生と真っ赤な嘘"の本を開いて見せた

『ダンブルドアからグリンデルバルドへの手紙。署名を見て。…またあの印よ』

ﾊｰ「あちこちに出てくる。ビードルの本にも、ゴドリックの谷の墓石にも」

ハ「…他にも見た」

『どこで?』

ハ「グレゴロビッチの杖の店の前で…」

ﾛﾝ「どういうこと?」

ﾊｰ「ねぇ、残りの分霊箱のありかは分からないけど、この印には何か意味がある。間違いないわ」

ﾛﾝ「あぁ!その通りだ。ラブグッドに会おう。多数決だ。賛成の人!」

少しこの場に合わない軽いノリで言われ、空気が静まり返った

ハーマイオニーは1人だけ手をあげるロンを不審そうに見つめた後、私の腕を引っ張りテントの外へと足を進めた