Archangels Ⅶ-ⅰ-Royal Blue Blood-【ハリーポッター】 (ページ25)

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ハーマイオニーは先程読んでいた本を開きハリーに見せた

ﾊｰ「最初は目玉かと思ったけどそうじゃないみたい。ルーン文字でもない。スペルマンの音節表にも載ってない。誰かが書き加えたのよ。元々の本にはなかったの。Aが見たことあるって」

ハ「ルーナのパパが同じ形の首飾りをさげてた!」

『私もその時に見たの。何故子供の本に書かれているのかしら』

私とハーマイオニーの言葉にハリーは少し考えた素振りを見せ、口を開いた

ハ「僕、考えたんだけど…ゴドリックの谷に行きたい。僕が生まれ、両親死んだところだし」

ﾊｰ「例のあの人も予測するわね。貴方の縁の場所だもの」

ハ「でもあいつにとっても縁のある場所だよ。あいつはあそこで死にかけたんだ。そういう所にこそ、あいつが分霊箱を隠すと思わないか?」

2人の言っていることはよく分かる

『あそこに行くのは危険すぎるわ。…でも確かに行ってみるべきだって私も思うようになった』

多少リスクがあっても何か手がかりが掴めるかもしれない

危険が伴うほどむしろ真実に近づいているともいえる

ﾊｰ「そうね。それに別のものも隠されてるかもしれないし」

ハ「何が?」

ﾊｰ「剣よ。ダンブルドアが剣を魔法省渡さず貴方に見つけてほしかったなら、グリフィンドールの故郷に隠すのが一番ですもの」