Archangels Ⅶ-ⅰ-Royal Blue Blood-【ハリーポッター】 (ページ17)

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メインエントランスに到着する頃には変身の効力が切れ、元の姿に戻っていた

周りからは正体が次々に気づかれ、護衛が追いかけてくる

この場から離れるため暖炉に急ぐが、ヤックスリーからも追われ、後ろから魔法を放たれる

攻撃を避けながら私たちは暖炉に飛び込む

しかしブラック邸に一度は戻ったが、ヤックスリーに居場所を見られてしまった

ハーマイオニーは急いで"姿くらまし"をしてこの森に逃げてきたが失敗してロンの腕がバラけてしまった

『アクシオハナハッカ(ハナハッカよ来い)』

私は急いでバッグの中から薬を手に取るとロンの腕に垂らした

ﾊｰ「大丈夫よっ…もう一滴…っ…」

ハーマイオニーは涙を流しながらロンに声をかけ続ける

応急処置を終えたのでロンをハーマイオニーに任せ、私は周りに呪文をかける

『プロテゴ・トタラム(万全の守り)

サルビオ・ヘクシア(呪いを避けよ)』

ハ「何してるの?」

『保護呪文よ。シャフツベリー通りの時みたいに襲われないように。ハリーはテントを出して』

私はハリーに伝えると呪文に集中した

ハ「テント?テントなんかどこにある…?」

『プロテゴ・トタラム(万全の守り)

レペロ・マグルタム(マグルよ避けよ)

マフリアート(耳塞ぎ)』

杖を振り、出来る限りの保護呪文を周りにかけた