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ﾀﾞﾝ「ご機嫌よう、ベラトリックス。お連れは紹介していただけるかな」
ﾍﾞﾗ「そうしたいけど、こっちも予定が詰まっているのさ!おやり!!」
しかし「こいつには肝っ玉がない。父親と同じだ。俺が肩をつけてやる」と言った男に対して
ﾍﾞﾗ「お待ち!ドラコにやらせろとのご命令だよ」
と何が何でもドラコにやらせようとしていた
すると私たちの背後に気配を感じて振り返るとスネイプがいて、杖をハリーに向けていた
ﾍﾞﾗ「お前の見せ場だ…おやり…!」
ハリーはスネイプに杖を向けるが、彼も人差し指を立てて口元へもっていき“シ―”と口をすぼめた
私とスネイプはお互い目配せをすると静かに頷きあって杖を持つハリーの腕を再び掴み押さえ込んだ
ﾍﾞﾗ「さぁドラコ!!おやり!!!」
ベラトリックスは叫ぶがダンブルドアに向けているドラコの杖は震えていた
ｽﾈ「待て」
そこにスネイプが割って入るとドラコはすぐ杖を下に下ろした
ﾀﾞﾝ「セブルス…頼む…」
ダンブルドアとスネイプはしばらくお互い見つめ合っていると、スネイプが流れるような動きで杖を振った
ｽﾈ「
スネイプから放たれた緑の閃光がダンブルドアに当たり、ダンブルドアは天文台から落下した
私は結末が分かっていても大切な人の死を目の当たりにして涙がこぼれた
ハリーも目を見開き驚愕とした表情を浮かべていた
その後は私たちの気持ちなどお構い無しにベラトリックスは空に向かって闇の印を放ち、ドラコやスネイプはデス・イーターと共にホグワーツの外へと足早に去っていった
我に返ったハリーは彼らの後を追うが、私はそんな気力はなかったのでダンブルドアがいるであろう中庭へ向けて重たい足を無理やり動かし歩き始めた
倒れるダンブルドアの元へゆっくり近づき傍に膝をついた
そっと手を握ると私はまた静かに涙をこぼした
周りにはいつの間にか人が集まっていて、しばらくしてハリーも人集りを掻き分けるようにダンブルドアの元へとやってきた
ハリーは傍に落ちていたロケットを拾うと、もう片方の手でダンブルドアに触れて肩を震わせながら涙を流した
マクゴナガルを筆頭に光を灯した杖を空に向けるとその動きにつられるように皆が次々と杖を空へと突き上げた
小さな光はやがて強い光となり、空に浮かぶ闇の印を消し飛ばした
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
