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ドラコは行ってしまい、私は一人ベッドに腰掛け彼が去っていった先をしばらく見つめていた
ハリーとダンブルドアが戻る頃を見計らって天文台へと向かうと微かに話し声が聞こえ、ハリーかと思ったがやけに緊迫した雰囲気だったので緊張が走った
静かに近づくと声の主はダンブルドアとドラコだった
すると天文台のすぐ真下の空間にハリーが身を潜めるように隠れており、私の気配に気づくと驚いたように目を見開いた
私は人差し指を口元にもっていき“シ―”っとジェスチャーをすると小刻みに首を縦に振った
ハリーの元へゆっくりと歩み寄り、静かに上の様子をうかがった
ﾀﾞﾝ「ドラコ、君には人は殺せぬ」
ド「僕がしてきた事を何も知らないくせに!」
ﾀﾞﾝ「ケイティ・ベルを使って呪いのネックレスを届けようとしたことか?ハチミツ酒を毒入りとすり替えたことか?失礼じゃがどれもあまりに生半可なので本気ではないと思おたのじゃ」
ド「僕は選ばれた!あの方に!」
そう言ってドラコは自身の裾をまくり、腕を見せるように突き出すと、そこにはデス・イーターの印が刻まれていた
ﾀﾞﾝ「ではやりやすくしてやろう」
ダンブルドアは杖を持つ手をゆっくり上にあげて見せた
ド「エ
その瞬間ダンブルドアの杖を弾き飛ばした
ﾀﾞﾝ「見事じゃ。見事」
ドラコの行動にハリーは杖を上に向けるが私はその腕を掴み下に下ろすように押さえた
すると天文台の奥から扉が開く音が聞こえ、私たちは気づかれないように注意しながら移動する
ﾀﾞﾝ「お仲間が…いるようじゃの。どうやって?」
ド「"姿をくらますキャビネット"だ!僕が修理した!」
ﾀﾞﾝ「確かあれは2つ対になっていたはず」
ド「"ボージン・アンド・バークス"とここを繋いでいる!」
ﾀﾞﾝ「よう考えた」
ダンブルドアは褒めると「ドラコ」と諭すように言った
ﾀﾞﾝ「その昔、ある生徒が道を誤り悪に走った。わしは君を助けたい」
ド「助けなんかいらない…!分からないのか?やるしかないんだ!
貴方を殺さないと…僕が殺されるんだっ…!」
そこへデス・イーターであるベラトリックスたちがやってきた
ﾍﾞﾗ「おや…これは見物だね」
ベラトリックスはダンブルドアとドラコが対峙している姿を面白そうに見つめた
ﾍﾞﾗ「よくやったドラコ」
ドラコの背後に回ると耳元で静かに囁いた
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
