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その後無事スラグホーンから記憶を聞き出したハリーは私を連れて一緒に校長室へと向かった
ダンブルドアは"憂いの篩"に先程ハリーが手に入れたスラグホーンの記憶を垂らし、私たちは水盆に顔を付けた
ﾄﾑ「先日、図書室の"禁書の棚"である珍しい魔法に関する記述を目にしたんです。確か…その魔法とは…"ホークラックス"」
ｽﾗ「なんと言った…?」
ﾄﾑ「ホークラックスです。ふと目にした言葉ですが…本を読んでもよく分からなくて」
ｽﾗ「なんの本を読んでいたのかね。それは闇の魔法に属するものだぞ」
ﾄﾑ「聞けるのは、先生しかいない」
つかみどころのない表情を浮かべながら情報を聞き出そうとする
ｽﾗ「…ホークラックスは"分霊箱"ともいい、霊魂を分けて入れておく箱だ」
ﾄﾑ「でも、なんのためにそんなことを?」
ｽﾈ「霊魂を切り分け一部を"分霊箱"に隠す。すると体が滅びてもその者は守られる」
ﾄﾑ「守られる?」
ｽﾗ「霊魂の一部はまだ生きてるからな。…つまり不死身になるのだ」
ﾄﾑ「どうやって霊魂を切り分けるんですか?」
ｽﾗ「その答えはもう知っているのだろう?」
ﾄﾑ「"殺人"」
スラグホーンの問いにトムは淡々と答えた
ｽﾗ「そう。殺人を犯すと魂は引き裂かれる。自然に背く行為だ」
ﾄﾑ「魂は一度しか切り分けられないのでしょうか。たとえば…7つに」
トムの言葉にスラグホーンは目を見開いた
ｽﾗ「7!?こりゃたまげたトム!一人殺すだけでも充分罪深いのに…魂を7つに切り分けるとなると…。あくまで学問的な仮定の話だろうね?!」
ﾄﾑ「もちろんです。…二人だけの秘密に」
そこで記憶は終わり、私たちは顔をあげた
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
